バングルの基礎知識と選び方

バングルとは?バングルの選び方やほかの腕輪との違いなど意外と知らない基礎知識

  • ジュエルグラン

 

バングルとブレスレットは何が違う?

 

腕にはめるタイプをバングル、手首に着けるものをブレスレット、はたまた幅が広いボリューム感のあるものがバングルで、細いものをブレスレット、と思う人も多いのではないでしょうか。

 

ブレスレットは広義では手首に着ける装飾品全般のことを表し、バングルもブレスレットの一種と言えます。

 

しかし便宜上、ブレスレットは留め金が付いているもの、バングルは留め金がついていないものと分類されます。

 

ブレスレットとの違いについては【ブレスレットとは?バングルの違いやブレスレットの選び方など基礎知識】でも紹介しているので合わせてご覧ください。

 
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バングルとは

 

日本ではバングルは留め金の付いていない手首に着けるアクセサリーのことを指します。

バングルは大きく、スリットの入ったC型タイプのものと、スリットの入っていない環状のものの2種類に分類されます。

また二の腕に着けるタイプのものは「アームレット」と呼ばれます。

 

海外ではバングルといえば環状のタイプが一般的で、C型タイプのものは「カフ(cuff)」と分けられます。

 

厳密に定義が決まっていることではないので、メーカーやブランドによってはバングル、カフ、ブレスレットなど表現や分類の仕方がことなりますので注意が必要です。

 

バングルは比較的カジュアルなデザインのものが多く、女性だけでなく男性にも人気のアクセサリーです。

 

バングルの起源

 

バングルのような腕に着ける装飾品は歴史が非常に古く、古代エジプトの女性たちは王族から一般庶民まで広く身に着けていました。

また日本でも縄文時代には作られた貝殻製のものが発見されており、この腕輪のことを「貝輪」と呼びます。

 

宗教的な理由や、お守りとして、ときにはお金の代わりとして交易にも使われてきましたが、次第に金や銀、宝石が使われ装飾品としての側面が強くなっていきました。

 
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バングルとリストバンドの違い

 

手首に着けるアイテムとして、リストバンドがありますがバングルと何が違うのでしょうか。

 

リストバンドも手首に着ける装飾具ということで、ブレスレットの一種と言えます。しかも留め具が付いていないので「バングル」と言えばバングルですが、リストバンドとバングルは材質で区別されます。

 

バングルは主にレザーやガラス、樹脂や金属などが用いられるのに対しリストバンドは主に樹脂や布が用いられます。

 

腕時計なのにバングル?

 

腕時計にも関わらず「バングルウォッチ」と「バングル」の名前が付けられているものがあります。

これは装飾性が高く、アクセサリーとしての側面がある時計をそのように呼びます。

 

バングルウォッチと名付けられているため、このタイプの腕時計には留め具が付いていません。

留め具が付いていてアクセサリーのように装飾性の高い腕時計は、「ブレスウォッチ」と呼ばれます。

 

バングルのサイズの選び方

 

バングルはブレスレットと違い、サイズが調整できないものがほとんどです。

そのため自分の手首に合うサイズを選ぶことが非常に大切です。

 

まずは自分の正しい手首のサイズを測りましょう。

バングルはフリーサイズと記載されていることが多いですが、メーカーによって実際のサイズ感は違うため、必ず記載サイズを確認しましょう。

 

スリットが入ったC型タイプの場合、自分の手首のサイズ+5mmくらいがちょうど良いサイズになります。少し余裕を持たせたい場合は5mm~10mmくらいプラスするとよいでしょう。

 

またスリットの幅も大事な要素です。

自分の手首の厚さよりも狭いと装着するときにきつく、広いと装着したときにぶかぶかで外れやすくなるため、同じくらいの幅にするとちょうど良いです。

 

スリットのないリングタイプの場合、手首ではなく親指をぐっと内側に曲げて、骨の出っ張っている部分のサイズを基準に選ぶようにしましょう。

 

 

素材の注意点

 

バングルは使われる材質が様々です。

とくに人気なのがシルバー素材のバングルですが、シルバーは変色しやすい材質なので日々のお手入れが重要です。

 

メーカーによってはシルバーの表面にコーティング処理を施し、変色しにくいような加工がされているものもあるので、こまめなメンテナンスが面倒な場合はコーティングされたタイプのものを選ぶと良いでしょう。

 

ゴールド製のものは変色しにくいのですが、10金や14金など金の割合が低い場合、金以外の金属が変色の原因になる場合があるので注意が必要です。

とくに温泉や化粧品などに含まれる成分で変色する場合があります。

 

材質にかかわらず、着けっぱなしにすることは思わぬトラブルを引き起こす可能性があるため気を付けましょう。

 

足首に着けるタイプのものは何?

 

アンクレットの写真3

 

足首につけるアクセサリーもありますが「アンクレット」と呼ばれます。

足首を表すアンクル(ankle)とブレスレット(bracelt)が合わさった言葉で、足首に着ける装飾具全般をアンクレットと呼びます。

 

アンクレットとブレスレットやバングルも厳密に定義されているわけではないので、手首に着けるものでも、足首のサイズにさえ合えばアンクレットと言えます。

 

アンクレットについては【足のブレスレットの名前って何?アンクレットの特徴や気になる疑問を徹底解説!】で紹介しているので合わせてご覧ください。

 

まとめ

 

なんとなく手首に着けるアクセサリーとひとくくりにされがちなバングルとブレスレットですが、見た目や着け方など意外と違いが多いですよね。

 

バングルはデザインによっては服の上からでも着けられるものがあるので、アイテム次第ではオールシーズンで活躍します。

露出が増える春夏シーズンはもちろん、それ以外の季節もぜひバングルでおしゃれを楽しんでみてください。

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