ネックレスを選ぶとき、デザインを見て決める方が多いと思いますが、モチーフ(ネックレスの飾り部分)の意味をご存じでしょうか?
デザインから受けるフィーリングも大事ですが、意味を知ることでより特別なものになるでしょう。
そこで数あるモチーフの中から、人気の高いものを集めて解説していきたいと思います。
目次
1:ハート
ハートモチーフは、
- 愛、愛情、恋愛
- 幸福、幸運
の象徴です。身に着けているだけで、気持ちが豊かになり恋愛運も高まるともいわれています。
そんなハートモチーフについては【ハートモチーフの意味や由来、大人女子でも似合うネックレスの選び方】でも詳しく解説しているのでご参照下さい。
2:しずく(雫)
すべての生き物にとって、なくてはならない恵みの雨を思わせるしずくモチーフは
- 喜び
- 生命
- 成長
- 幸運
を象徴しています。
また人気ブランド「ティファニー」のデザイナーである、エルサ・ペレッティが発表したティアドロップネックレスには、
『涙はジュエリーに姿をかえたら輝きに変わり、悲しみも克服できる』
という、悲しみではなく、前向きな思いが込められています。
3:リボンモチーフ
リボンは「結びつける」ということから、人と人との縁を結ぶもの、転じて良縁を結ぶものの象徴です。
また
- 絆
- 約束
- 縁結び
といった意味も込められています。
縁を結ぶリボンには、自分にとっての前向きなメッセージを込めることもできますし、大切な人の良縁を思う気持ちを込めることができるので、贈り物におすすめのモチーフです。
4:馬蹄(ホースシュー)
人気モチーフのひとつであるホースシュー。
馬の蹄(ひづめ)に取り付ける、いわば馬の靴ともいえる馬蹄を象徴したモチーフは、幸運や富をもたらすといわれています。
日本ではあまり馴染みのない馬蹄ですが、馬事文化の深い海外ならではな由来を持つ馬蹄モチーフ。それについては【馬蹄(ホースシュー)モチーフのネックレス。幸運を意味する7つの理由】でも詳しく解説しているので、ぜひそちらもご確認ください。
5:天体系(太陽・月・星)モチーフ
まばゆく輝く太陽や、夜空にぽつりと浮かぶ月。
そんな星たちにどのような意味が込められているのか解説していきます。
5-1:太陽
自ら輝きを放つ太陽は、エネルギーの象徴でもあります。
太陽モチーフのネックレスには、
- 力強さ
- 成功
- 身を守るお守り
としての意味が込められています。
身に着けた人に、前向きでエネルギッシュなパワーを与えてくれるモチーフともいえます。
5-2:月
西洋では月は女神と考えられているため、月モチーフは女性らしさや優しさの象徴とされています。
月の満ち欠けの様子から、
- 成長
- 発展
の象徴でもあります。
また三日月モチーフは、
- 物事の始まり
を意味するとされ、三日月を見ると幸運に恵まれるという逸話から、願いをかなえるお守りとされてきました。
5-3:星
きらきらと夜空に輝く星は光の象徴でもあり、
- 夢
- 希望
を意味します。
夜空に輝く北斗七星が旅人の導き星と言われてきたように、星モチーフは、身に着けた人に、ポジティブなパワーを示してくれます。
6:動物(アニマル)モチーフ
見た目の可愛さだけではない、そこに込められた意味を解説していきます。
6-1:猫(キャット)
猫は
- 幸運
- 知恵
の象徴です。
害獣であるネズミを払うということで、古代エジプト時代から飼われてきた猫は、悪運を祓い、幸運を引き寄せるものの象徴とされてきました。
日本でもラッキーモチーフとして「招き猫」がおなじみです。
猫好きの方へのプレゼントに最適なキャットモチーフですが、猫好きだからというだけではなく、「あなたの幸せを願います」というメッセージを添えて贈っても素敵です。
6-2:イルカ
水族館でおなじみのイルカ。セラピー動物としても知られるイルカをモチーフとしたネックレスには、
- 癒し
- 開運
を意味します。
感性豊かで知的なイルカは、群れで行動するコミュニケーションの高い動物であることから、人間関係を良い方向へ導く力があるといわれています。
そのためイルカモチーフには、身に着けた人を癒すと同時に、直観力や感性を向上させ、幸運へと導くといわれています。
6-3:蜂(ミツバチ)
昆虫モチーフの中で特に人気なミツバチは、中世の時代主に修道院で飼われていたため、キリスト教では
- 勤勉
- 忠誠
- 貞節
の象徴とされてきました。
また女王バチを中心に、大きな巣の集団を作り出す習性から繁栄の象徴ともされ、縁起の良い意味が込められています。
7:草花(植物)モチーフ
ジュエリーで馴染み深い植物モチーフ。
そこにどんな意味が込められているのか、解説していきます。
8-1:クローバー
クローバーは家畜のエサとされてきたことから、
- 豊穣
- 繁栄
の象徴でもあります。
また四葉のクローバーは「幸運」の象徴ですが、葉にはそれぞれ
- 誠実
- 希望
- 愛
- 幸運
の意味があり、それらを呼び込むという意味もあります。
8-2:チューリップ
可憐なシルエットとカラフルな色合いで人気のチューリップ。
そんなチューリップには
- 地位と富
- 思いやり
の意味が込められています。
17世紀ごろのヨーロッパでは、チューリップが非常に人気で「チューリップバブル」が巻き起こりました。
当時チューリップを購入できる人はどんな人だったかというと、王族や貴族のような、地位が高く富のある人だったことから「地位と富」を象徴するものとされています。
8-3:ユリ(百合)
真っ白な花びらから連想されるように、ユリは
- 心の純潔
- 純粋さ
- 優雅
- 権威
を象徴します。
ユリはキリスト教と縁の深い花で、聖母マリアの描かれる絵画に必ず描かれる特別な花です。そこから、純潔や純粋さといったイメージが生まれました。
8-4:月桂樹(ローリエ)
月桂樹には、
- 勝利
- 栄光
- 輝ける未来
という意味が込められています。
また月桂樹は一年を通して、葉っぱを落とさずに緑を楽しめる「常緑樹」であることから、
- 永遠の命
- 勝利
の象徴でもあります。
9:十字架(クロスモチーフ)
キリスト教の象徴として知られる十字架(クロス)モチーフのネックレスは、ファッションアイテムとしてもはや定番アイテムです。
そんな十字架モチーフには、
- 生命力の象徴
- 復活
- 永遠
という意味があります。
10:まとめ
普段何気なく使っているネックレスにも、実はいろいろな意味が込められています。
自分へのお守りとして、ネックレスに意味性を持つことも良いですし、大切な人への贈り物として、言葉では伝えにくい思いを、モチーフネックレスに込めても素敵ですね。
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