「一目ぼれして買ったもののいざ付けてみるとなんだか似合わない」「年齢を重ねるごとに、なんだかしっくりこなくなってきた…」という理由で、意外と付けこなすことが難しいネックレス。
ネックレスが似合わない理由や、自分に似合うネックレスの選び方について解説します。
目次
プチネックレスが似合わなくなる理由
ネックレスの中でも一番ポピュラーな、小さな飾りがついたプチネックレス。ネックレスを着けこなすの難しいのが、意外にもこのタイプのネックレス。
「昔は特に違和感がなかったのに、最近どうも似合わなくなるような気がする…」
という人も多いと思います。実はそれには理由があります。
プチネックレスが似合わなくなるのはなぜか
年齢を重ねるほど、プチネックレスが似合わなくなると感じたことはありませんか?
それはハリのある肌や艶のある髪、いきいきとした瞳という「若さ」でごまかせていたものが無くなるからです。
また年を重ねるごとに、もともと持っている骨格の特徴が目立ってくるため、より似合うものと似合わないものがハッキリとします。
似合うネックレスを選ぶためには、自分の特徴――顔の大きさや首の長さ、骨格、肌の色――を知ることが非常に大切です。
そもそもプチネックレスが似合う人とは
プチネックレスが似合う人は
- 顔が小さい
- 首が細い
- 首が長い
- 華奢な肩幅
の4つに当てはまる人です。
そのためプチネックレスは着けこなすことが難しいアイテムともいえます。
プチネックレスが似合わないからといって、ネックレスを使ったおしゃれをあきらめる必要はありません。
まずは自分の特徴を知ること。
そして特徴にあったネックレスの長さや幅、デザインを選ぶことでおしゃれを楽しめます。
似合うネックレスを選ぶ5つのポイント
ネックレスを選ぶときに注目すべきポイントは、次のとおりです。
①肌の色・ツヤ・ハリに合った素材を選ぶ
肌の色(パーソナルカラー)やツヤ・ハリを知るということは、ネックレスの貴金属の色が「ゴールド系」か「シルバー系」のどちらが似合うかを決める目安になります。
自分の肌に合う色を身に着けることで、肌馴染みが良く、しかも華やかな印象を顔回りに与えてくれます。
肌色別のネックレスの選び方については、次の通りです。
◆肌の色がイエローベースタイプの人
ゴールド系のネックレスが得意なため、素材のカラーがゴールドのものを中心に選ぶと良いでしょう。
シルバーカラーは得意な色ではありませんが、ゴールドカラーのネックレスと重ね付けをすると肌になじみやすいです。
◆肌の色がブルーベースタイプの人
シルバー系のネックレスと、ピンクゴールド系のネックレスが得意です。
ゴールドカラーのネックレスを使いたいときは、シルバー色またはピンクゴールド色をベースに重ね付けすると肌馴染みが良いです。
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シルバー色ネックレスの選び方は
・【タイムレスな輝きが美しいホワイトゴールドのネックレス。その特徴と選び方】
にて詳しく解説しています。
ピンクゴールドネックレスの選び方は
・【女性人気NO1のピンクゴールドについて。30代でも様になるネックレスの選び方】
で詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。
②顔のカタチに合うものを選ぶ
フェイスラインや顔の大きさは人によってさまざまなので、自分の特徴に合うアイテムを選ぶことが大切です。
◆丸顔タイプの場合
ネックレスなどのアクセサリーは視線を集中する効果があります。
そのためボリュームのあるネックレスや丸みのあるアイテムが首元にあると、フェイスラインをより強調してしまいます。
丸顔タイプの人は縦のラインを強調するような、少し長めでシンプルなものを選ぶと視線を散らしてくれるためバランスを取りやすくなります。
◆面長タイプの場合
マチネー(長さ約60cmのもの)やロングネックレス、ネックレスの飾りが胸より下にくるようなタイプのものは、より首と顔を長く見せてしまいます。
面長タイプや首が長いタイプの人は首回りにボリュームを持たせて、横ラインを強調するとバランスが取れます。
短くてボリュームのあるものや、チェーン幅の太いものがおすすめです。
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◆ベース型タイプの場合
ペンダントトップの小さいプチネックレスのような華奢な印象のネックレスだと、よりフェイスラインを強調してしまいます。
ボリュームがあって長さのあるものを選ぶと、視線が縦方向に動くので、顔周りを長くすっきり見せてくれます。
真珠やビジューのマチネー(長さ約60cmのもの)タイプのネックレスや、2連にしたロングネックレスがオススメです。
細くてボリュームの少ないネックレスであっても、重ね付けでボリューム感をプラスしてあげてもバランスが取れます。
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③首の長さ・太さに合うものを選ぶ
ネックレスといっても、長さによって印象が変わってきます。
チョーカーネックレスやプリンセスネックレスのような比較的短いネックレスは顔周りを華やかにしてくれますし、マチネーやオペラ、ロングネックレスなどは視線の重心を下へずらしてくれるのですっきりとした印象に見せてくれます。
詳しくは【短い首や首が太い人でもスッキリ見えるネックレスは?錯視効果を利用してオシャレに】をご覧ください。
また首の長さや太さによって似合う長さも決まっているので、自分に似合うネックレスの長さや幅を意識して選ぶことが大切です。
首が太くて短いタイプの人は、少し長めのマチネーやオペラサイズのネックレスを身に着けるとすっきりします。
またプリンセスタイプのネックレスを使うときはシンプルなデザインで、V字ラインができるものを身に着けると良いでしょう。
首が太くて短い人に似合うネックレスや、似合わないネックレスについては【短い首や首が太い人でもスッキリ見えるネックレスは?錯視効果を利用してオシャレに】でも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
④鎖骨とのバランスを意識する
最もポピュラーな長さのプリンセスネックレス(長さ約40~45cm)は、ネックレス飾りの位置が大切です。
首筋を美しく見せてくれる鎖骨とネックレス飾りとのバランスを意識することで、互いの美しさを引き立たせてくれるからです。
1本で身に着けるときは、自分の鎖骨の1.5cmほど上か下にネックレストップ(飾り)が垂れるような長さに調節するとよいです。
鎖骨のちょうど上にトップがきてしまうと、動いているときにトップがひっくり返ったり回ったりしやすいので避けましょう。
もしも鎖骨のちょうど上にトップが来ているわけではないのに、ネックレスが回りやすくてお悩みの方は【ネックレスがくるくる回るのはなぜ?知っておくべきその原因と対策方法】で理由や対策方法を紹介しているので、合わせてご覧ください。
⑤洋服のネックラインを意識する
ネックレスと洋服のバランスをよく見せるには、襟ぐりのカタチに合うものを選ぶと良いです。
ネックレスのラインと襟ぐりのラインが重なってしまったり、ペンダントトップが襟ぐりの下に入ってしまうと見栄えが悪くなってしまいます。
そのためネックレスを身に着けるときは、服の襟ぐりとのバランスを考えることが重要です。
首元が開いているVネックや、逆に首が詰まっているタートルネックの場合、ネックレスのラインと重なることは無いのでネックレスを取り入れやすいアイテムです。
カットソーに多いクルーネックは一般的な長さのネックレス(プリンセスネックレス)の場合、ちょうど襟ぐりと重なってしまうため相性はあまり良くありません。
チョーカーネックレスのような長さの短いものか、マチネーやオペラ、ロングネックレスのように長いタイプのネックレスでバランスをとると良いです。
洋服に合わせてネックレスをそろえられない、たくさん持ちたくない、という人はマチネータイプ(約60cm)のネックレスがオススメです。
どんなお洋服とも相性の良い、長すぎず短すぎない絶妙な長さがポイントです。
とくに真珠のマチネーネックレスなら、カジュアルスタイルからオフィススタイルまで幅広く活躍できるアイテムなので、もし何を選んだらいいか迷ったら真珠のマチネーネックレスを選ぶと良いでしょう。
まとめ
ジュエリーは本来持っている自分の魅力を、最大限引き立たせてくれるもの。だからこそ自分の特徴を知って、似合うネックレスを身に着けたいですね。
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