ケアを怠れば、炎症を起こしたり、塞がってしまったりする可能性があります。ピアスホールを開けたものの、意外と正しいケア方法を知らない人が多いです。
ピアスをこれから開けようと思っている人も、ピアスを開けて間もない人も正しいケア方法を学んでおきましょう。
目次
ピアスホールのケアを怠るリスク
ケアを怠った時の大きなデメリットは、金属アレルギーになることです。ピアスホールは傷なので、菌が入れば感染の恐れもあります。
ピアスホールを開けたことによって、金属アレルギーになる方は少なくないです。元々アレルギーを持ってない人でも、金属アレルギーになる可能性が。ケアを怠って感染し、病院に行くことになれば治療費もかかります。
一生付き合っていく体なので正しい知識を身につけて、ケアやお手入れは面倒くさがらずにやっていきましょう。
ピアスホールが完成するまでの期間
ピアスホールが完成するまでに約3か月かかります。
約1か月で安定はしますが完成ではなく薄い皮を張っている状態です。ちょっとしたことでその薄い皮が破れてしまいます。完全ピアスホールを皮膚にしないとピアスを付けることをおすすめできません。
開ける前のケア
消毒
- 耳
まず開けたい場所に消毒液を付けた綿棒やコットンで消毒をします。消毒をしなかったら針を刺すと同時に耳に付着している菌が針につかないようにするためです。
- 手
耳と同じくらい手も消毒しておきましょう。耳以上に菌がついているのが手です。ハンドソープで綺麗にしてアルコール消毒をしたのち行いましょう。
開けた後のケア(アフターケア)
ピアスホールは開けた後からが一番大事です。正しいケア方法を必ず覚えておきましょう。
耳たぶ
消毒を毎日しないといけないの?と思われる方が多いと思いますが、実は毎日しなくてもいいです。ちょっとした擦り傷や切り傷がほっといたら自然と治るように、ピアスホールも時間が経てば自然と治ります。
大切なことは毎日清潔に保つことです。
例えば、髪を洗い流すと汚れがピアスホール周辺にくっつきます。それを毎日繰り返すと感染する可能性が。ピアス周辺や、ピアスのキャッチと言われる留め具はしっかりすすぐことがおすすめです。
また、できるだけピアスには触らないようにしましょう。つい気になってしまう気持ちもわかりますが、触るとピアスホールを刺激することになります。
そうすると、腫れたり分泌液が出たり感染の原因になりかねません。
軟骨
軟骨に開けた時のケア方法は耳たぶと違うの?と質問される時がありますが、基本は耳たぶに開けた時とケア方法は一緒です。
お風呂でよくすすいであげ常に清潔に保ちましょう。注意する点も同じようにピアスを触って穴を刺激しないようにしてください。
ピアスホールの傷の回復を早める「ホットソーク」
家庭にあるものを使って傷の回復を早める方法が「ホットソーク」です。
ホットソークとは
塩とお湯を使って、ピアスホールの回復を促進させるケア方法の事です。
体液の塩分濃度と同じくらいの塩を溶かした液体をピアスホールにあてることによって細胞の代謝を促し、膿や炎症などの回復を早めることができます。
【ホットソークの簡単なやり方】
準備するもの
- 塩
- ケアしたい場所が浸るほどの清潔な容器
- 人肌よりちょっと高めのお湯(38~40℃)
- かき混ぜる棒(わりばしなど)
準備
容器にお湯100㏄に対して塩0.9gの割合で入れてかき混ぜながら溶かします。
この時、0.9gというのが大事です。
多すぎると逆効果になってしまうのです注意です
- ピアスホールを浸す
ピアスホールをお湯に10分~15分浸します。
この時初めて容器を持って浸そうとしたり、机に容器を置いてピアスホールを浸そうとしてもなかなか浸せなかったりする時があるかと思います。
そんな時はコットンを浸してピアスホールに置く方法でもオッケーです。
お湯がぬるくなったら交換しましょう。
- 洗い流す
浸し終えたらシャワーで洗い流し、しっかり拭き取ったら完了です。
流れはこんな感じです。
難しくはないですが、早く治したい人はこれをできれば1日1~2回を1週間することをおすすめします。
開けた後にしてはいけないこと
ピアスホールは生傷です。ちゃんとケアすると同時にピアスホールが早く完成するように、環境を整えてあげることが重要になります。
不潔な環境で放置
ピアスを開けた後は化膿しやすい状態になっているという事です。少しの雑菌で化膿する可能性があるので、常に耳周りは清潔な環境にしておくことがベスト。
例えば、汗をかいた後などは石鹸で洗浄してあげるとよいでしょう。
汚れた手で触る
見えないだけで手には菌が大量に付着しています。汚れた手で完成していないピアスホールを触ると感染する恐れがあります。
また、周辺を触ってもそこから菌が入ってくる場合もありますので、触る時はハンドソープで綺麗にしてから触りましょう。できれば触らないのが一番いいです。
開けた後プールや温泉につかる
プールや温泉はたくさんの人が入るだけあって菌だらけなので、開けた後にプールや温泉に入るのは控えましょう。
完成していないピアスホールを浸してしまったらそこから菌が入って化膿する原因になります。開けた後はプールや温泉は控えましょう。
プールのシーズンが終わった後や涼しいシーズンに開けるのがいいかもしれませんね。
もし何をしても痛みや腫れが収まらなかったら
異変を感じたらすぐに専門医に相談に行きましょう。意外にも何科で診てもらえるかわからないという声を聞いたので説明いたします。
病院にもよりますが
- 耳鼻科
- 皮膚科
- 外科
- 内科
以上は見てくれる科は多いので、近くにある病院を調べておき、いざとなった時の為に準備しておきましょう。
塞がらないようにするケア
せっかくピアスホールを開けたものの、放置していると塞がってしまう可能性があります。
「塞がった後でも間に合う!ピアスホールの復活と塞がる対処法を徹底解説」で、塞がらないようにするコツなどを解説しているので、ぜひご参考ください。
まとめ
ピアスホールを開けたら、早く自分が好きな可愛いピアスを付けたいですよね。早まる気持ちもわかりますが、正しいケアをしないとトラブルを抱えてピアスホールの完成が長引いてしまうこともあります。
正しいケアを身につけ実践し、素敵なピアスライフを楽しんでください。
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