新年度や新しい環境になった機会にイメージチェンジでピアスを開けようと考えている人も多いのではないでしょうか?その中でも初めて開けるとなると「耳たぶが厚くてうまく開けられるだろうか・・・」と心配する人もいるでしょう。
確かに耳たぶが厚いとピアスを開けるまでに、苦労が沢山あります。しかし、正しい方法で開ければ何も不安はありません。
耳たぶが厚い人向けのアクセサリーも沢山販売されています。安心してピアスを楽しむためにも、開ける前は正しい知識を覚えておくことも大切です。
目次
耳たぶが厚い人がピアスを開けるときに注意する3つのこと
耳たぶ厚い人がピアスを開けるときに気を付けることは3つあります。
それは、
- キャッチを閉めすぎない
- ピアスホールを通すポストの長さは十分か
- ファーストピアスを付けている期間
ピアスをする人に当てはまることですが耳たぶが厚い人は特に注意が必要な項目です。それぞれの注意点と解決方法を紹介します。
キャッチを閉めすぎない
キャッチとは、ピアスがピアスホールから落ちないように留める部品のことをいいます。
初心者でありがちですが、せっかく買ったお気に入りのピアスを落とさないようにとキャッチを強くしめすぎてしまうことが。
ただでさえ耳たぶが痛みを感じにくいのにその耳たぶが厚いと耳たぶが薄い人より痛みがより感じにくいです。それによって強くしめてしまいます。また、自分の目で確認することもできないので、しっかりとキャッチが止まっているのか不安です。
しかし、キャッチをしめすぎてしまうと、ピアスホールが圧迫され耳がうっ血したり化膿を起こす危険性があります。
【解決方法】ポストが長いピアスでしめすぎを防ぐ
ポストとはピアスホールを通す針の部分のことです。
耳たぶが厚い人がポストが短いピアスを選んでしまうとピアスを通したときに耳たぶの裏側から出てくるポストが短くなるので自然としめすぎを起こしてしまいます。
ポストが長いと耳たぶの裏側から出るポストが長いのでそれ分キャッチをしっかり留めることができます。
ピアスホールを通すポストの長さは十分か
ピアスホールを開けるピアッサーは耳たぶが厚い人用か、気に入ったピアスはポストが長くキャッチのしめすぎを防げるかを確認することも大切です。
中にはピアッサーを誤って耳たぶが厚い人用じゃないものを使って開けたときしっかり開けることができず貫通しにくかったり、開けられたとしてもキャッチが反動で付かず痛い思いをする可能性があります。開ける前の確認はしっかり行いましょう。
ファーストピアスを付けている期間
3つ目はファーストピアスを付けている期間です。ピアスホールを開けてすぐに皮膚になるわけではありません。本来耳たぶが厚くない人のファーストピアスの期間は個人差はありますが一般的に最低1か月かかります。見えない部分ほど傷の安定に時間がかかるので、注意が必要です。
しかし、耳たぶが厚い人は薄い人よりも傷口がその分広いためピアスホールが完成するのに時間がかかりやすいので、2・3か月はファーストピアスをつけっぱなしにしましょう。
しっかりと安定する前にファーストピアスをむやみに付け外しを繰り返してしまうと治りが遅く穴がすぐに塞がる可能性やピアスホールから感染してしまうケースもあります。ファーストピアスのつけっぱなし期間は必ず守ってください。
耳たぶが厚い人のピアス選びのポイント
耳たぶが厚い人は、ピアス選びにも注意が必要です。一番やりがちなのは耳たぶが厚い人が小ぶりなピアスを付けてしまうことです。
なぜ小ぶりなピアスを選ぶといけないというと耳たぶのボリュームに対してピアスとのバランスが不自然になるからです。
好きなデザインを選んでも、つけてみたら耳たぶが厚い人には合わないことも。耳たぶが厚い人のピアスのポイントと解決方法を紹介します。
耳たぶが厚いとピアスが埋まりやすい
耳たぶが厚いとピアスの周りの皮膚が盛り上がり、ピアスが埋まります。一粒の小ぶりなピアスは注意が必要です。人によっては石ごとピアスの穴に入り込んでしまうトラブルになりかねません。
もしつけるのであれば石の大きさは3ミリ以上を選ぶようにするとよいでしょう。
耳たぶが厚い人向けのピアスの選び方
小ぶりなピアスが似合わないとなると解決方法としては小ぶりなピアスを選ばない以外はありません。
では耳たぶが厚い人はどのようなピアスを選べばいいかといいますと、耳たぶの厚みが気にならない大ぶりなデザインのピアスを選ぶとよいでしょう。
最近は大ぶりなピアスでもスタイリッシュでおしゃれなデザインのものもたくさんありますので選びようは多いです。
「福耳を活かすピアスのデザイン7選。福耳におこるピアストラブルも解説」の記事で耳たぶが厚い人が選ぶべきピアスのデザインを詳しく解説しておりますので合わせて見てください。
耳たぶが厚い人は薄い人と比べてピアスを開けるときの痛みは違うのか
ピアスホールを開けるときに必ず心配なのが開けるときの痛みです。初めてピアスを開ける人は、耳たぶが厚い人と薄い人ではどちらが痛みが強いのか気になるのではないでしょうか。
耳たぶの厚みによって痛みの差があるのか、また痛みに関連する金属アレルギーについても解説します。
痛みを感じる個人差は幅広い
ピアスを開ける時の痛みの感じ方はかなり個人差があります。開ける瞬間に激痛が走る人もいればまったく痛みを感じない人もいます。
しかし最近ではできるだけ痛みを感じないようにピアッサーの針が細くしたりして痛みに対して工夫をされています。一瞬の痛みを我慢する勇気が必要です。
開ける瞬間よりもピアスを外す時や消毒するときの方が痛みをより感じる人もいますのである程度の痛みは覚悟しましょう。
耳たぶの厚さで比べる金属アレルギー
耳たぶの厚い人薄い人で金属アレルギーにどう関わるのか解説します。結論として耳たぶが薄い人より厚い人のほうが金属アレルギーになる可能性が高いです。なぜなら耳たぶが厚い人より薄い人のほうがピアスホールが完成するのが早いからです。
金属アレルギーになる可能性がある原因の一つで汗とピアスが反応して金属アレルギーになるケースがあります。完成が遅いと汗をかくタイミングが割合として多くなるため金属アレルギーになる可能性が高くなります。
もちろん開けるタイミングで金属アレルギーになる人もいますので開ける前はパッチテストといって金属アレルギー持ちかわかるテストもありますので確認しておきましょう。
「ピアスによる金属アレルギーで悩まないために症状や原因、対処法を徹底解説」の記事で詳しく解説しておりますので合わせて見てください。
まとめ
耳たぶが厚いからと、ピアスを拒んでいる人もいるかもしれませんが、耳たぶが厚くてもピアスを開けて楽しむことはできます。
確かに耳たぶが薄い人より注意することが多いかもしれませんが解決方法はありますので勇気を持ってピアスと向き合ってみてください。
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