この記事に辿り着いたという事は今ピアスホールが膿んでトラブルになっているということです。膿んだ時の対処法はこれを見れば解決しますので早急に実践してください。
今後膿まない為の注意点なども確認していきましょう。
目次
ピアスホールが膿んでしまった時の対処法
ピアスホールが膿んでジュクジュクしている状態ならまずはこちらを試しましょう。
膿を流して綺麗にする
自然と出てくる膿はシャワーで流しましょう。その後はタオルではなく綺麗なガーゼやティッシュで拭き取ります。
タオルだと洗濯で落としきれなかった菌が付着している可能性がありますのでおすすめしません。
自分で出せそうなら膿が出てこなくてもティッシュやガーゼで抑えて出してもよいです。
無理に膿を出さない
常に清潔にしておこうと膿が出るかわからない状況で無理やり出そうとするのはやめましょう。
かえって炎症を起こし、ピアスホール周辺を傷つけてしまいます。無理に触らず、専門の病院で診てもらいましょう。
消毒液は使わない
ピアスホールを日々ケアするために消毒は必要ですが、膿んでいる状態で直接消毒をすると回復に必要な菌まで殺菌して、治りを遅くしてしまう可能性があります。
消毒液は使わず、気になるときはシャワーで洗い流すか、殺菌力が弱い石鹸で洗うようにしましょう。
軟膏を塗って化膿をおさえる
ひどい化膿の時は、シャワーできれいに洗い流してしっかり乾かしたあとに、抗生物質入りの軟膏を使いましょう。
抗生物質が入っていてなおかつ、刺激性が低い【ドルマイシン軟膏】がおすすめです。
入浴時の注意点
膿んでいるときは、ピアスホールを湯船に浸からせないようにしましょう。傷口から菌が入ってくる可能性がありますので、シャワーで流しましょう。
シャンプーやリンスを洗い流すと耳に頭皮汚れが付きやすいのでシャワーでしっかりピアスホールの汚れを流すように当てて清潔にしてください。
ピアスホールが化膿する原因はいくつもあげられます。清潔に保つためにも、以下の行動は必ずさけましょう。
ピアスの素材によって金属アレルギーが発症した
ピアスホールが膿んでしまう原因で一番多いのはピアスの素材と体の相性が悪く金属アレルギーを発症して膿んでしまうケースです。金属アレルギーと知らずにピアスをつけてしまうと汗とピアスが反応を起こしてトラブルの原因になります。金属アレルギーが発症しにくい金・プラチナ・チタン・樹脂などの素材を使ったピアスを選びましょう。
また、金属アレルギーはパッチテストという方法で皮膚科で調べることができるので初めてピアスをつける前には調べておくと安心です。
汚い手でピアス穴を触ってしまう
ピアスホールが化膿する一番の原因は、汚い手でピアスホールを触ってしまうことです。
実は、体の中で一番汚いところが、ものに触れることが多い手だということにつながります。菌だらけの手で開けたてのピアスホールに触れてしまうと、周辺に菌が付着して化膿させてしまう原因に。
もし触らないといけないときは、手を水で洗うだけではなく、ハンドソープで綺麗にし、アルコール消毒をしたうえで触りましょう。
ピアスホールを清潔にしていない
ピアスホールは清潔に保たなければいけません。なぜなら、汗をかいたのにそのまま放っておくと化膿する原因となるからです。
ピアスホールが汚れたなと思ったときは、専用の消毒ジェルなどでピアスホールの周りを拭き、清潔に保ちましょう。お風呂に入る際に頭を洗い流すと、頭皮汚れが耳に付着します。
ピアスホールの周りが汚い環境で過ごしてしまうと化膿の原因になりかねません。洗髪した後はしっかりシャワーで洗い流すことを心掛けてください。
ピアスホールが安定する前にファーストピアスを変えてしまう
こちらもやってしまいがちな人が多いです。
治療期間があるのにそれを無視してファーストピアスを変えるのは、危険なのでやめましょう。ピアスホールが完成するのには約3か月かかります。この治療期間を無視して金属ピアスを入れると、膿む原因や金属アレルギーになる原因にもなりかねません。
治療期間はしっかり守りましょう。
清潔でない水に浸かる
ピアスホールが完成するまで、プールや海や温泉に行くのはおすすめしません。なぜなら水中には菌が多いからです。傷がある状態で水中に入ると、そこから菌が入ってきて膿む原因となります。
菌が多そうだなと思う水中には注意してください。
ピアッシングの際にちゃんと器具や開ける場所を消毒しなかった
開ける場所を消毒せずに、そのままピアッサーなど開ける器具を使ってしまう人がいますが、必ず消毒をして行いましょう。
開けると同時に耳に付着している菌が入るので、開ける前は必ず消毒を。
そして必ず、専用ピアッサーを使ってピアスホールを作ってください。
誰かが使っていたものを十分消毒せずファーストピアスにした
他人が使っていたピアスは絶対に使わないで下さい。なぜなら、化膿だけでなく血液感染のリスクがあるからです。
血液感染する病気にはHIVなどがあります。一番いいのは誰かが使用したものは絶対に使わないことです。
もし使うようでしたらしっかり消毒をしたうえで使用してください。
塞がりかけたピアスホールに無理やりピアスを押し込む
ピアスホールを傷つける行為は絶対にダメ。せっかく塞がってきたピアスホールが再度傷つくとそこから、化膿していきます。傷からウイルスが入ると感染のリスクも。
無理やり貫通させるのではなく、表や裏から刺して徐々に時間をかけながら貫通させましょう。
免疫力が低下している
免疫力が低下している時は細胞が弱っている時なので、膿んでいる部分への回復が遅れます。回復が遅れるとピアスホールが塞がるのが遅れるだけでなく、化膿や感染のリスクがついてきます。
常に体調管理には気をつけるようにしましょう。
皮膚が弱い
正しいケアをしていても、皮膚が弱い人や金属アレルギーの人はピアスホールが膿んでしまう場合があります。
安価なピアスを使用すると、運動した時に汗で金属が溶けトラブルの原因となりますので素材にはこだわりましょう。
純金、純プラチナ、チタンなどの素材だと化膿だけでなく金属アレルギーも予防できます。
自分でできる簡単な処置方法
お家でもできる簡単な方法を紹介します。
ホットソーク
ホットソークとは塩とお湯を使って、ピアスホールの回復を促進させるケア方法の事です。
体液の塩分濃度と同じくらいの液体をピアスホールにあてることによって細胞の代謝を促し、膿や炎症などの回復を早めることが期待できます。
【ピアス穴のケア方法を解説!意外と知らない正しいケア方法とは?】で詳しく紹介しているのでご参考ください。
ひどく化膿したら皮膚科に行きましょう
急なトラブルがあったときは、皮膚科や耳鼻科の専門医には話を聞くといいでしょう。
- 一向によくならない
- ケアしても悪化する
- 感染が患部以上に拡大している
ケアをしても上記のような症状が続くなら、病院に行くことをおすすめします。
膿まないための予防法
一番大切なことは毎日ケアをして清潔に保つことです。
また予防のために、アレルギー対策されているピアスの素材をつける、膿みやすい時期は先端がとがっていないピアスを付けるとよいでしょう。ピアスホールに触れる場合はしっかり手を洗い、手消毒をしたのちに触るように心掛けましょう。
まとめ
膿まないために大変かもしれませんが、毎日のケアが大事になります。汚い手で触らない、シャワーでしっかり流す、水中の菌に注意するなどピアスホールをいたわってあげましょう
一生付き合っていく体なのでピアスとも上手に付き合っていくことが大切です。
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