指輪が重なっている画像

指輪が「ゆるい」「ぶかぶか」の時の対処法。指輪の抜け対策からサイズ直しの方法まで徹底解説

  • 肇高崎

 

ぶかぶかでゆるい指輪、そのまま使って大丈夫?

動きが多く敏感な指につける指輪はつけ心地が重要になります。
ゆるゆる、ぶかぶかの指輪では収まりが悪く、気になってしまいますよね。

購入時にサイズ選びを間違えないことも大切なのですが、購入時にはピッタリだったのにだんだんとゆるくなっていくこともよくあります。
指輪は洋服や革靴のように伸縮しないため、些細な変化でもフィットしなくなるのです。

指輪がゆるいと指に違和感があるだけでなく、くるくる回ることで本来のデザインが損なわれたり、ときには抜け落ちて紛失してしまったりと、多くのトラブルが発生します。
少し手を動かしただけなのに宝石がよそを向いたり、もう片方の手を使ってないのに指輪が関節を通過する場合は何らかの対処が必要です。

指輪がゆるくなってしまう可能性は誰にでもあります。
その原因と対処法を確認しましょう。

気づいたらぶかぶかに……なぜ指輪がゆるくなる?

指輪がぶかぶかになってしまう原因は大きく3つあります。
さまざまなタイミングで発生する原因を見ていきましょう。

購入時のサイズ選びで失敗してぶかぶかになる

まず、最初に頭に浮かぶのは「購入時のサイズ選びの失敗」ではないでしょうか。
購入時のサイズ選びの失敗は「きつすぎ」か「ゆるすぎ」のどちらかですが、圧倒的に「ゆるすぎ」のケースが多いです。
指輪をつけ慣れていない方は指輪が外れなくなることを恐れるあまり、簡単に抜けるサイズを選んでしまいがちです。
もちろん、むくみや季節を考慮して余裕のあるサイズを選ぶことは大切です。
「指輪が抜けなくなるくらいならぶかぶかな方がマシ」という考え方も理解できます。

しかし、ある程度のサイズの変動は仕方ないにしても、ポイントをきちんとおさえて購入すれば「買ったばかりの指輪が抜けるほどぶかぶか」とはならないはずです。
結婚指輪など大切な指輪を購入する際は、指輪の正しい脱着方法や自分にあったサイズ・形状の指輪を知ってから購入したいもの。
普段指輪をつけない指の場合は、お店でプロに測ってもらうのはもちろんのこと、できればお手持ちの指輪や安い指輪を用意して、いろいろと試しておくのが望ましいです。
特に、結婚指輪の場合は「関節を通るのに少しコツがいる」くらいがちょうどいいといわれるほどですので、ベストなサイズ感を把握しておきましょう。

「指輪痩せ」でぶかぶかに感じる

「指輪痩せ」という言葉があります。
これは指輪をすることによって、指輪があたる部分が細くなることを指します。

指の水分や脂肪は変動的です。
長時間指輪を外さずにいると、コルセットで締め付けたときのようにその部分が細くなることがあり、そうすると指輪がぶかぶかになったように感じます。

しばらく指輪を外しておけば戻るのですが、結婚指輪などの場合は外す機会も少ないと思います。
そのような場合、指の根本の太さと関節の太さによっては注意が必要です。
関節の方が出ている場合は脱着には問題ないのに根本でゆるく感じられ、根本の方が太い場合は指輪が抜けることがあります。

体全体の脂肪・水分の減少で指輪がゆるくなる

購入時にはぴったりだったのに時を経てゆるくなった場合は、体が変化していると考えられます。

指も体の一部には違いありませんので、体重が減ったときには細くなります。
目に見えて細くなるケースは多くないのですが、大幅に痩せたときや、もともと余裕のある指輪だったときはサイズが合わなくなっている可能性があります。

また、気温が低くなることで指の血管が収縮したり、水分摂取量が減少することで一時的に指が細くなることもあります。
すべての寒暖差や体調の変化に対応できるサイズを探すのは難しいので様子を見ることも大切ですが、自然に抜けることがあれば問題です。

ゆるい指輪のサイズを直す方法

何年も同じ指輪をつけていると、どうしてもサイズが合わなくなることはあります。
一番確実な対処法は、「指輪のサイズを直す」ことです。
恒常的に指輪がゆるいなら、指輪自体を加工するのがベストです。

購入したジュエリーショップにサイズ直しを依頼する

結婚指輪や高価なジュエリーの場合は、販売店がサイズ直しの依頼を受けてくれることが多いです。
その指輪をデザイン・製造しているところなら、形や素材を熟知した上で直してくれるので、最も低リスクです。

ただし、サイズの幅に制限があったり、サイズ直しの方法が選べなかったりするので、よく確認しておきましょう。
また、得てして割高ですので、他と比較してから決めるのもいいかもしれません。

購入したお店とは別のお店にサイズ直しを依頼する

他店で購入した指輪を修理してくれるお店もあります。
購入店で修理できない指輪や、あまり高価でないファッションリングの場合は、こちらに依頼するのも手です。
工房が直接営業しているお店や、ネットで修理請け負いをしているところを探してみましょう。
指輪の修理・リフォームを専門に行っているところだと、購入店よりも安く済むこともあります。

ただし、サイズの直し方は確認しておく必要があります。
指輪を小さくする方法は3つあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
製造元と違うところに依頼する際は、特に注意しましょう。

・指輪を切断して繋ぎなおす方法
ある程度のサイズダウンが可能ですが、刻印・模様・石の位置に注意が必要で、デザインによってはできないこともあります。
指輪を切ることに抵抗がある方は避けた方がいいかもしれませんが、結婚指輪の場合は「縁を結びなおす」という風にとらえる考え方もあり、一番よく選ばれている方法です。

・指輪を圧縮する方法
専用の道具に指輪を叩き入れてサイズを縮小する方法で、シンプルな指輪なら切らずに小さくすることができます。
歪む可能性があり、対応できるケースが少ないのが難点です。

・内側に厚みを持たせる方法
指に当たる部分にパーツを接着することで、指輪を切らずにゆるさを解消できます。
外側に模様や取り外せない石がある場合に有効ですが、つけ心地は変化します。

いろいろなお店を比較し、指輪に適した方法で直してくれるところを選んでくださいね。

サイズ直しをせずにゆるい指輪をつける方法

むくみや一時的な体形の変化で指輪がゆるくなった場合や、サイズ直しに向いていない指輪の場合にできる工夫を見ていきましょう。

ゆるい指輪の隙間を埋めるアイテムを使う

指輪がきつい場合は難しいですが、ゆるい場合なら隙間を埋めることで解消できます。

・スプリング型アジャスター
やわらかい素材でできたらせん状のアイテムで、指輪の手のひら側に巻きつけて使うアイテムです。
手のひら側から見えてしまう点と、手を握ったときに多少の違和感がある点に妥協が必要ですが、サイズの調整もしやすく、指輪を傷つけることもありません。

・はめ込み型アジャスター
指輪に透明の型をはめ込むことで隙間を埋めるアイテムです。
既製品だと型の幅が決まっているため、お湯でやわらかくなる粘土などを使って自作する方もいらっしゃるようです。

・リングテープ
指輪の内側に貼る透明なテープで、外から見えにくく、違和感も少ないアイテムです。
ただし、薄いため調節できる範囲は限られています。

家にあるものでゆるい指輪を応急処置をする人も

重ね付けが映えるデザインの場合は、サイズの違う指輪を重ね付けすることで抜け落ちることを防げます。
くるくると回るのは防げませんが、指輪に手を加えることなく対処できますので、家にある他の指輪で合うものがないか試してみましょう。
重ね付けに特化した目立たないリングもありますので、いろいろなファッションリングをつける方は汎用性の高い重ね付け用リングを1つ購入しておくと便利です。

また、指輪の内側に透明のマニキュアを重ねて塗り内径を微調整する方法もありますが、メッキの指輪や薬品に弱いパーツがついている指輪には使わないようにしてくださいね。