婚約指輪をつけている女性

婚約指輪のタイミングは?ベストな購入のタイミングから渡すまでの流れをご紹介!

  • 肇高崎

 

婚約指輪(エンゲージリング)を買うベストタイミングは人によって違う! 最適なタイミングは?

婚約の証として男性から女性へ贈る婚約指輪には「絶対にこのタイミングで購入するべき」という決まりはないのですが、思い出に残る大きな買い物だけに、できるだけベストな時期に購入したいもの。

挙式時の指輪交換を軸に考える結婚指輪と比べて、婚約指輪は購入するタイミングの選択肢が多いです。
サプライズで贈るのか、一緒に選びたいのかによっても時期は変わりますし、結婚式や結納、両親顔合わせをどうするのかも考慮する必要があります。

婚約指輪を購入するベストタイミングを決めるのに役立つ情報をまとめました。

結婚指輪の購入タイミングについてははこちらもご覧ください。
⇒結婚指輪(マリッジリング)を買うタイミングはいつがいい? イベント前に焦らないためには
 

婚約指輪を購入するタイミングを考えるのが大切な理由

婚約指輪を購入しない夫婦も珍しくなく、婚約指輪を購入する場合も人によって購入時期にばらつきがあるため、婚約指輪は結婚指輪よりは購入時期に融通が利くといえます。
しかし、だからといっていつでも問題ないかというとそうではありません。なぜ購入時期を検討する必要があるのか、理由を具体的に見てみましょう。

結婚にまつわるイベントに納期を合わせる必要がある

指輪のサイズやダイヤモンドの大きさの幅が広く、刻印などのオプションがつくことが多い婚約指輪は、受注生産であることがほとんど。
受注生産の指輪の一般的な納期は1~2か月ほどですが、オーダーメイドなどの特殊なケースではもっと長い納期も珍しくありません。
既製品でも取り寄せやサイズ直しが必要な場合は、つけられるようになるまで1か月以上かかることも。

プロポーズや結婚式、ウエディングフォトや結納に間に合わせたいなら、それらのイベントから逆算して購入する必要があります。

プロポーズや挙式の有無……価値観や家庭の事情は千差万別

現代の結婚スタイルは人それぞれ。
挙式の有無や入籍と挙式の順番も夫婦によって違います。
一方で、結婚は家同士の結びつきですので、結婚の挨拶や結納に厳格なスタイルを求める家庭の場合は、堅実な順序を心がけることが必要となってきます。

また、女性が「婚約指輪はゆっくりデザインを選びたい」と思っているのか、「プロポーズは彼が選んでくれた指輪でサプライズされたい」と思っているのかによって、ベストな買い時は変わります。

プロポーズを受け入れてくれそうかどうかも、購入タイミングに関わるポイント。
「OKがもらえるか分からないのに指輪を買うのは不安」という方は、プロポーズ後がいいかもしれません。

確かに婚約指輪を購入する際には勢いも大切ですが、何も考えずに購入してしまっては、せっかくの婚約指輪にケチがついてしまうことにもなりかねません。
相手の性格や家庭の事情、今後のスケジュールも考慮してタイミングを選ぶことで、最高の思い出になります。

婚約指輪を買うのにおすすめな3つのタイミング

指輪購入のベストタイミングは人それぞれですが、一般的で無難な購入タイミングというものは存在します。
大きな3つのタイミングをご紹介します。

①プロポーズに間に合う時期

お互いに結婚を意識し始めると、プロポーズの方法を考えるはず。
婚約指輪と一緒にプロポーズするなら、当日までには手元に届くように手配をする必要があります。

婚約指輪の納期はお店や商品、オーダーメイドか否かによって差がありますので、納期はお店に直接確認しましょう。
贈りたい指輪をすぐに受け取れるとは限りません。
同じお店でも1か月以内に受け取れることもあれば数か月かかることあるため、こればかりは問い合わせてみるしかありません。

また、購入の前に指輪選びをする必要がありますので、オーダーメイドを検討している場合や、指輪のデザインなどの目星がついていない場合は、早めに来店予約をして相談されることをおすすめします。

加えて、試着なしで指輪を購入する場合は、渡した後にサイズ直しをしなければならないこともある点も知っておきましょう。
一般的なサイズ直しの期間は、3週間~1か月程度です。

②プロポーズ成功後

プロポーズに婚約指輪を使わず、後日婚約指輪を一緒に選びたい場合は、プロポーズ後早めに選び始めるのがおすすめです。
女性側から婚約指輪の話はしづらいと思いますので、プロポーズ成功後は早めに男性から声をかけ、贈る意思があることを伝えましょう。

早ければ早いほど、結納や両親顔合わせ、挙式のスケジュールに追われずにじっくりと指輪を選ぶことができます。
婚約指輪を用いるイベントの半年前くらいに購入できると安心です。

また、婚約期間中は最も婚約指輪を見て幸せを実感できる時期です。
もちろん結婚後も婚約指輪をつける機会はたくさんありますが、早めに購入することで、婚約期間中の特別な満足感をより多く得ることができます。

婚約指輪が届いたタイミングで、改めてもう一度プロポーズをすると素敵です。

③両親から結婚の了承を得た後

結婚は2人だけの間に収まるものではなく、家同士の結びつきの意味もあります。
現代ではその意味は薄くなりつつありますが、「両家に認められてからが婚約」と考える方もいらっしゃいます。

お互いの両親に挨拶し、正式に「婚約」を認めてもらったタイミングで購入するのも1つの選択肢です。
 

婚約指輪を購入するタイミングを決めかねたら婚約指輪の目的を考えることが大切

特別な思い入れや特殊な事情がある場合は、人とは違ったタイミングで購入した方がいいこともあるでしょう。

婚約指輪は結婚指輪よりはつける機会が少ないので、イベントにとらわれずにじっくり指輪を選びたい方や、結婚後経済的に余裕が出てから婚約指輪を検討する方も珍しくありません。
逆に、デザインやダイヤの大きさの好みが変化し、結婚記念日のタイミングで何度も婚約指輪をグレードアップされる方もいらっしゃいます。

大切なのは、婚約指輪をどのように使いたいかです。
婚約指輪にはさまざまな意味があります。
婚約したことの証明、2人の絆を深めるもの、婚約中の彩り、結納品、結婚記念品、美しいジュエリー……婚約指輪が持つ役割の中から、2人が何を重要視するのかを見定めてタイミングを決めることをおすすめします。

婚約指輪が持つ意味を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
⇒宝石や金属にも意味がある! 婚約指輪の購入で迷ったときに知っておきたい意味