首が太い人や短い人でも似合うネックレスの選び方 (1)

短い首や首が太い人でもスッキリ見えるネックレスは?錯視効果を利用してオシャレに

  • ジュエルグラン

 

同じネックレスやペンダントでも、身に着ける人によって見え方や印象が変わってきます。

それは首の長さや太さがそれぞれ違うから。

せっかくのネックレスも、自分の体型に合っていなければオシャレに見えないどころか、かえって首の太さや短さを強調してしまうことに。

そんなことにならないよう、この記事では首が太くて短い人が避けるべきネックレスのデザインや、似合うネックレスについて解説しています。

どんなネックレスでも合うのは細くて長い首

細くて長い首の女性

雑誌に載っている素敵なネックレスやペンダント。

それをすっきり着こなしているモデルさんをよく見ると、首が長くて細い人ばかりですよね。

実はネックレスはジュエリーの中でも、顔のカタチや首の長さや太さ、肩幅といった要素に影響を受けやすいアイテムなんです。

ネックレスは視線を集めて強調する効果があるので、首が短い人はより短く見せてしまいます。しかしそれは、自分に似合わないネックレスを選んでいるから。

自分の体型に合うアイテムを選べばより素敵に見せてくれるので、避けたほうが良いネックレスと、似合うネックレスを覚えるとよいでしょう。

首が太くて短い人が避けたほうが良いネックレスは?

チョーカーネックレス

35~40cmと一番短い長さのネックレスである「チョーカー」は、太くて短い人が最も避けるべきネックレスです。

それは錯視効果でチョーカーネックレスの位置で首が分割されるように見えるため、首元が詰まって見え、より短く見せてしまうから。

もしどうしてもチョーカーを身に着けたい場合、中央に縦長のチャームが付いたデザインを選ぶと良いでしょう。

縦のラインを作ることで、太さの強調や幾分か和らげることができます。

華奢なチェーンのネックレスやペンダント

華奢なネックレスのイメージ写真

華奢なチェーンやモチーフの小さいネックレスやペンダントのように、極端に細いネックレスは、首のボリュームとのギャップのせいで余計に首の太さを強調してしまいます。

チェーンを長いものに変えて視線を首から遠ざけたり、ネックレスの重ね付けでボリュームを足してあげればすっきりと身に着けることができます。

大きな丸い連タイプのネックレス

ボリュームのあるネックレスのイメージ写真

真珠のネックレスのような、丸い石が連なったネックレス。

40~45cmの長さが最もポピュラーですが、このくらいの長さだと首の太さをより強調してしまいます。

このタイプのネックレスを身に着けるなら、マチネー(60cm~)やオペラ(80cm~)のような、長めなタイプのものを選ぶと良いでしょう。

ネックレスと首の間の空間に広がりを持たせることで、すっきりとした印象に見せてくれるのでおススメです。

太くてボリュームがあるネックレス

細すぎるチェーンは首を太く見せてしまう効果がありますが、では太くてボリュームのあるものを選べばいいのかというと残念ながらそうではありません。

ボリュームのあるネックレスは首の面積を少なく見せてしまうせいで、余計に首が短く太く見えてしまいます。

ボリュームのあるネックレスは連タイプのネックレスと同様に、空間を広くすることを意識して、マチネーやオペラのように長さのあるネックレスを選ぶと良いでしょう。

チェーンが短くて首が詰まって見えるときは?

アジャスターチェーンとエンドパーツ

 

 

お手持ちのネックレスが短くて首が詰まって見えるときは、延長用のアジャスターチェーンを着けてみると良いでしょう。

チェーンが短いと、着け心地が悪いだけでなく野暮ったい印象を持たれてしまうことも。

お洋服の襟ぐりに合った位置にネックレスやペンダントが沿うことで、首元がすっきり見えオシャレな印象になります。

アジャスターチェーンはジュエリーショップで購入可能です。しかしゴールドやプラチナを使っているのでお値段が気になる、、、という人はネットショップや、100円ショップのハンドメイドコーナーや手芸屋さんなどでプチプラで販売されているので、そちらもおすすめです。

首が太くて短い人にオススメのネックレスはコレ!

マチネーやオペラなど、長さのあるネックレス

マチネーネックレスのイメージ写真

ポイントは、重心をなるべく下にずらして首周りの空間を広くしてあげること。

首が太くて短い人は、ネックレスで視線の重心を下にずらし、空間をつくることを意識するとスッキリ見えます。

またペンダントトップが付いたタイプのものであれば、モチーフが大きめなものを選ぶと錯視効果でより縦のラインを強調し、すっきりと見せてくれます。(ミュラー・リヤー錯視)

細すぎず、太すぎないチェーン

華奢なネックレスは重ね付けでボリュームを足す、のイメージ写真

 

ネックレスの幅は、細すぎて物足りないときは重ね付けでボリュームをプラスすればカバーできます。

幅が太くて長さが短めなネックレスを身に着けるときも、長さがあってボリュームのあるネックレスを重ね付けして、縦のラインを強調してあげると良いでしょう。

ネックレスの重ね付けを覚えると、コーデの幅がぐっと広がります。

ネックレスの重ね付けについては【意外にかんたん!ネックレスの重ね付けでおしゃれに見えるコツ】でも紹介しているのでぜひご覧ください。

Y字やV字など、縦ラインを強調するデザインのネックレス

空間を意識したネックレスの身に着け方

Y字やV字のネックレスは目の錯覚を利用して、すっきりと見せてくれるのでぜひ取り入れたいところ。

もし空間が開きすぎて首元が寂しく見えるときは、少し短めのネックレスと重ね付けをして、空間を埋めるとおしゃれに見えます。

まとめ

ネックレスやペンダントの合わせ方次第で、自分の気になる部分をカバーすることができます。

この記事では首が太くて短い人にフォーカスを当てて解説しましたが、ほかにも【ネックレスが似合わないと悩んでいる人も、似合うが見つかる5つのポイント】でも体型別や肌の色別など詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

毎日のファッションにネックレスを取り入れて、自分に似合うスタイルをぜひ見つけてみてください。