シンプルになりがちなコーデを格上げしてくれるアイテムとして人気のブレスレット。
食器洗いやお風呂のたびにいちいち外すのは面倒で、ついつい付けっぱなしにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
この記事ではブレスレットをつけっぱなしにするデメリットと、つけっぱなしでも大丈夫なブレスレットの選び方について紹介しているので、ぜひご覧ください。
目次
つけっぱなしのデメリット
ブレスレットを付けっぱなしにしていると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
汚れが溜まっていく
つけっぱなしにしていると水垢や石鹸カス、皮脂などの汚れが溜まっていきます。
こまめに汚れを取り除けばよいのですが、つけっぱなしにしているとどんどん溜まって固まってしまい汚れが取れにくくなってしまいます。
また宝石を使ったブレスレットの場合、輝かなくなってしまいます。
宝石を使ったブレスレットは、光が入りやすいよう裏側に穴が開いていますが、この部分に汚れが溜まいくすんで見えてしまいます。
皮膚トラブルのリスク
つけっぱなしにすることは、思わぬ皮膚トラブルを招いてしまう可能性も。
夏場など高温多湿な時期は、細菌の活動も活発になり、ブレスレットに溜まった汚れが細菌の温床になってしまいます。
また汗と汚れが反応して、湿疹など皮膚の炎症が起こるケースもあるので、皮膚が弱い方は特に注意が必要です。
金属アレルギーのリスク
金属製のブレスレットをつけっぱなしにする場合、金属アレルギーを発症してしまう場合があります。
汗や体液に金属イオンが溶け出し、毛穴を通じて体内のたんぱく質と結合した物質に免疫が反応し、許容量を超えたときに金属アレルギーとして発症します。
この許容量は個人差がありますが「つけっぱなし=汗に触れる機会が多くなる」ため金属アレルギーを発症してしまうリスクを含みます。
金属アレルギーを起こしやすい金属
- ニッケル
- コバルト
- 錫(すず)
- パラジウム
- 亜鉛
- 鉄
- 銅
など
お手頃な価格で売られているブレスレットには、安価なニッケルや、亜鉛と銅の合金である真鍮が使われていることが多いので注意が必要です。
破損のリスク
寝ているときは無意識で無防備なため、ブレスレットを引っかけてしまったり、引っ張ったりして思わぬ破損につながってしまうことも。
レザーや布など、素材によっては水や汗に濡れたり乾いたりを繰り返すことで劣化していき、切れやすくなります。
付けっぱなしでも大丈夫なブレスレット
ブレスレットはこまめに外すのが良いとは言うけれど正直めんどうだし、毎日忙しいママなら尚更いちいち付けたり外したりする時間すらないですよね。
だからブレスレットは普段付けないという人も多いのではないでしょうか。
つけっぱなしにはデメリットもありますが、ブレスレットによってはつけっぱなしでも比較的大丈夫なアイテムもあるのでご紹介します。
水に濡れても大丈夫な素材
ナイロン紐やシルクコードという素材なら水に濡れても乾きやすい素材なら、お風呂に入るときや洗い物をするときにいちいち外さなくても大丈夫です。
素材自体が丈夫に作られているので、レザーや布素材のブレスレットに比べるとつけっぱなしでも大丈夫です。
また水に濡れても大丈夫な素材を選ぶことは、金属アレルギー発症のリスクを軽減する意味でも大切です。
シルクコードやナイロン紐なら金属アレルギーにはなりませんが、デザインが限られてきますが、材質によっては水に濡れても金属イオンが溶出しにくいものもあるので、そういった素材を選ぶという手もあります。
■アレルギーになりにくい金属
- 純チタン
- サージカルステンレス
■比較的アレルギーになりにくい金属
- ゴールド
- プラチナ
- シルバー
ゴールドやプラチナ、シルバーは加工しやすいようにほかの金属とまぜて合金として使用されますが、混ぜあわせる金属にニッケルや銅、パラジウムが使用されることがあるため、注意が必要です。
金やプラチナなど貴金属の割合が多いほど、ほかの金属の割合が少なくなるので純度が高ければ高いほどアレルギー反応が出にくいとされます。
凹凸の少ないフラットなデザイン
チェーンの凹凸や、宝石を爪で留めたデザインのブレスレットだと、子どもの繊細なお肌に傷が付いたりけがをしたり、思わぬトラブルが起こりかねません。
そのためチェーンブレスレットを選ぶときは、凹凸の無いベネチアンチェーンやフラットなデザインのチェーンを選ぶと良いです。
宝石など石が付いたデザインを選ぶときも、フクリン留めのようなひっかかりの無いデザインがおススメです。
まとめ
忙しくてこまめに付けたり外したりがめんどくさいブレスレット。
こまめにお手入れをするのが一番ですが、都度は難しいし大変ですよね。
なのでつけっぱなしでも大丈夫な素材を選んで、お手入れをちょっとサボる日を設けるのも、日々のファッションを楽しむ一つのポイントかもしれません。
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