イヤリングをしている女性

イヤーカフとイヤリングの主な3つの違いを解説

  • 末宗 良規

 

ファッションや顔をより華やかに輝かしてくれるアクセサリーで耳飾りは欠かせないでしょう。

ファッション誌で取り上げられることが多くなったイヤーカフですが、イヤリングとどちらにしようか迷っている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではイヤーカフとイヤリングの違いを詳しく解説します。

イヤーカフとイヤリングの違い

イヤーカフとイヤリングには主に【デザイン・付け方・値段】の3つの大きな違いがあるといえます。

それぞれ詳しく解説します。

デザインの違い

イヤリングのように耳たぶに付けるものに対してイヤーカフは耳全体を使って付けることが可能です。

また、それぞれにデザインの幅が広く自分に合ったデザインを選ぶことができます。

どのようなデザインがあるか主な例を挙げて説明します。

【イヤーカフ】

【挟んで固定するデザインのイヤーカフ】

イヤーカフの代表的なデザインに「C」の形をしたものがあります。耳の凹凸に引っかけるように付けることができ、耳の上部や中腹の軟骨を挟むように付けられます。

一つだけで付けてかっこいいイメージで装着することもできますし、ピアスやイヤリングと重ね付けをしておしゃれに楽しむことができます。

 

【耳全体にひっかけるデザインのイヤーカフ】

耳全体に引っかけるデザインの一番の特徴は、耳の一部を使って装着するものよりも耳への負担が少ないことにあります。長くつけていると痛くなってしまうことがありますが、このデザインだとそんな悩みが解消されるので人気が高いです。

また、おしゃれなデザインも多く存在感が強いので一つだけ付けているだけで高級感を演出することができます。

【シリコンクリップタイプのイヤーカフ】

イヤーカフでもクリップの形をしたシリコンが付いているデザインもあります。

シリコンが付いていることによって耳への圧迫感を抑えることができ滑りにくいので落として無くす心配も軽減されます。

ワンタッチで装着できるのも人気の理由といえます。

 

【イヤリング】

【ネジ式】

耳たぶの厚さに合わせてネジを調整して装着するデザインです。

ネジの調節に手間がかかってしまいますが、痛くなったら挟む力を緩めたりすることができるので調節がしやすいのが特徴です。

 

【ネジバネ式】

バネクリップ式とネジ式を合わせたデザインで、クリップで耳たぶを挟んでから、ネジで挟む力を調節できるのが特徴です。

バネ式なので着脱も簡単で一度会わせておけば手間をかけずに装着できます。ただ、ネジ式なので使っていると緩みますので細かな調節が必要となります。

装着がしやすく、落ちにくく痛みも少ないというメリットがあるデザインです。

 

【クリップ式】

ワンタッチで装着ができるデザインです。シリコンが付いているので圧迫感を抑え、落ちにくいのが特徴です。

耳たぶが薄い方には付けていると痛みが出てくる場合がありますが、付ける位置をずらせば対処できます。

付け方の違い

イヤーカフの付け方

イヤーカフはデザインの違いにもあったように付ける場所は様々で、耳の中腹や軟骨を挟んで付けたり耳全体に引っかけて付けるなど自由度が高いです。

しかし、耳の厚い薄いでイヤーカフを調節したりする必要があります。その際、広げすぎたり狭くしたりすると金属疲労でイヤーカフが壊れてしまう可能性があります。

 

イヤリングの付け方

イヤリングは主に耳たぶに付けます。

イヤーカフと違って、付ける位置は限られますが耳たぶが厚くなったり逆に薄くなったりしても、調節が簡単なので比較的つけやすく、幅広い世代がつけられるのが特徴です。

値段の違い

デザインにもよりますが、イヤリングはイヤーカフに比べ使っている金属量が多いことから値段が少し高めです。

イヤリングは「イヤリングポスト」と呼ばれる耳たぶを挟む部品をつけないといけません。その為、一つのイヤリングを作るのに装飾部分とイヤリングポストも作らないといけないので制作費が重なります。
イヤーカフの場合だと、片耳のみで販売されていることが多く、両耳セットが多いイヤリングに対して比較的手に入りやすいのも違いの一つといえます。

まとめ

イヤーカフとイヤリングの違いを解説しました。

どちらにもよさはありますが、幅広いデザイン面や値段などトータルで見るとイヤーカフの方が使い勝手がよくファッション誌でも見かけることが多くなったのも納得できます。

この機会にぜひイヤーカフデビューしてみてはいかがでしょうか。

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