定番ともいえるハートモチーフのネックレス。
愛の象徴として、日本だけでなく世界で愛されるハートモチーフの由来や意味について、解説します。
またハートモチーフのデザインと意味から、可愛くなりすぎてしまって身に着けづらい…という人のために、ネックレスを選ぶポイントも紹介していきます。
目次
ハートモチーフの意味
ハートのモチーフは心や愛情、幸福の象徴です。
永遠の幸福や恋愛の成就などに効果があり、恋愛運アップのアイテムとして人気です。
とくに恋人や親からプレゼントされたハートモチーフのものは、より効果が強くなるといわれています。
ハートのネックレスを身に着け愛情豊かな感性を持つことで、周りにもポジティブな影響を与え、結果的に幸運が訪れるのです。
ハートモチーフの由来
ハートモチーフは心臓のカタチといわれています。そして、心臓のカタチがなぜ愛を意味するのでしょうか。
諸説ありますが、中世ヨーロッパの修道女が、イエス・キリストと心臓を交換したという逸話や、
キリストが自分の心臓を「人々への愛」として見せることから始まったといわれています。
また西アフリカのガーナ地方の民族のマークの1つに、このハートマークがあります。
そのマークは「忍耐強さ」を意味しますが、転じて愛を象徴するマークとなったといわれます。
ハートのネックレスはダサい?
男性から女性へ贈るネックレスのデザインとして選ばれることの多いハートのネックレスですが、デザインによってはコーデに取り入れにくいものも…。
ハートモチーフそのものは定番デザインなので、決してダサくはありません。
それでもダサいと言われてしまうのは、身に着ける人に合っていないデザインを選んでしまっている可能性があります。
ハートモチーフはデザインによっては
- 可愛くなりすぎる=ぶりっ子に見える
- 幼く見える=若作りして見える
といったネガティブなイメージを持たれてしまうことも…。
ハートのネックレスでダサいと言われないためにも、大人の女性に似合うハートモチーフの選び方を紹介します。
ハートのペンダントの選び方
ハートのネックレスはどうしても可愛くなりすぎてしまうし、服装を選んでしまうので意外と選ぶのが難しいモチーフです。
そこで大人女子に合うネックレスの選び方を紹介します。
素材(ゴールドやプラチナ)にこだわる
真鍮やメッキなど安い素材のネックレスはどこか子どもっぽく見えてしまいます。
素材そのものの印象と、ハートモチーフが相まって子どもっぽさが強調されて見えるため、ゴールドやプラチナなどを選ぶようにしましょう。
ゴールドでもK18(18金)やプラチナだと素材そのものが高価なため、予算オーバーしてしまう…という場合、K10(10金)素材のものが比較的リーズナブルな価格帯なのでおススメです。
K18よりも金の含有量が少なくはなりますが、ゴールドを使っているだけあってメッキ素材のものよりも高級感があり、大人の女性でも違和感なく身に着けることができます。
肌のベースカラーに合わせて素材を選ぶ
素材にこだわるのはもちろんですが、パーソナルカラーに合った色の素材を選ぶことも重要なポイントです。
パーソナルカラーに合っているものを選ぶことでお顔周りの印象をぐっと良くしてくれます。
◆イエローベース肌なら
イエローベース肌の方は、イエローゴールドのネックレスが得意です。ハートのネックレスを選ぶときは、イエローゴールド素材のものを選ぶとよいです。
もしプラチナやホワイトゴールド、ピンクゴールド素材でお気に入りのデザインがあった場合、メイクや服装でパーソナルカラーに合う色を取り入れることでバランスが取れます。
トータルコーデがめんどくさい、という人はイエローゴールド素材のネックレスがおすすめです。
◆ブルーベース肌なら
ブルーベース肌の方は、プラチナやホワイトゴールド、ピンクゴールドが得意で、逆にイエローゴールド素材が苦手なので避けましょう。
ピンクゴールドとハートの組み合わせだと、甘くなりすぎてしまいますので、ブルベ肌の人はホワイトゴールドやプラチナ素材が大人っぽく身に着けられておすすめです。
ハートモチーフの大きさとカタチにこだわる
ハートのシルエット自体が可愛い雰囲気になってしまうので、なるべく小ぶりでさり気ない大きさを選びましょう。
ハートモチーフのネックレスといっても、カタチもいろいろあるので、シルエット別の選び方をご教授します。
ぷっくりとしたタイプのものは、シルエット自体が可愛いため、石のないゴールドやプラチナだけの地金素材のものか、石付きであれば小さいダイヤが付いたタイプがおすすめです。
ハートネックレスの定番ともいえる、内側が開いているオープンハートタイプのネックレス。
このタイプはハートのシルエットがより強調されるので、大きさは小ぶりであること、カタチはできるだけ左右対称なシンプルなものが上品に見えておすすめです。
オープンハートに石がたくさんついているものは、可愛さが強調されて視線を首元に集めやすくなるので、首元が開いたシルエットの服でバランスを取るようにするとスッキリ見えます。
もし宝石付きのデザインを選ぶのであれば、小粒のダイヤが1つまたは数個付いたさり気ないものだと普段使いに取り入れやすくておススメです。
もっとさり気なく身に付けたい人にはハートラインのネックレスがおススメ。
V字シルエットだと首元をすっきりシャープに見せる効果もあるので普段使いはもちろん、オフィススタイルにも合わせやすいです。
シンプルなものを選ぶ
ハートマークは意外に印象が強いので、派手なデザインやひねりの効いたデザインは身に着けたときに、ネックレスだけが浮いて見えるので、シンプルなものを選ぶことが大切です。
ちょっと自分へのご褒美に、ということで宝石付きのアイテムを選ぶときは、
- ダイヤモンド
- パール(真珠)
の小粒なものを選ぶと、大人の女性らしい気品と上品さをプラスしてくれます。
ルビーやサファイアなどのカラーストーンの場合、可愛さが強調されてしまうので注意が必要です。
ハートのネックレスをおしゃれに身に着けるコツ
単品だと主張が強くて使いにくいハートモチーフは、重ね付けのアクセント用にすることでおしゃれに身に着けることができます。
ハートの主張が強すぎる場合は、チェーンネックレス数個と一緒に身に着けることで印象を抑えることができます。
詳しくは【ネックレスの重ね付けでおしゃれに見えるコツ】を見てください。
また丸顔さんや、首が短くて悩んでいる方は、ハートモチーフの主張の強さを逆手にとることでコンプレックスをカバーすることも。
主張が強いということは、目線を集中させる効果をあるということ。
長めのチェーンに付け替えて視線の重心を下側に誘導することで、縦長ラインを強調させ、お顔周りをすっきりとさせてくれます。
ネックレスの長さによる見え方の違いについては、【ネックレスの長さで印象が変わる!長さ別の名称と、似合うネックレスの選び方】でも紹介しているので、ご参照ください。
まとめ
愛を象徴するモチーフとして世界中で人気のハートモチーフは贈り物としても人気です。
しかし意外とコーディネートに取り入れにくいデザインでもあるので、もしプレゼントにハートネックレスを…と考えているのであれば、まずは相手の方の好みをリサーチされることをおすすめします。
また、ネックレスのモチーフに込められた意味を知ると、より愛着が湧いてきます。
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