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マラヤガーネットってなに？
マラヤガーネットは、1978年にタンザニアのウンバ渓谷で発見されたことが始まりとされています。当時は別の宝石と間違えられていて、今でこそ非常に人気のある希少石ですが、当時のディーラーは見向きもしてない宝石だったのです。
そもそも世間一般的にイメージされているガーネットといえば、深いレッドカラーの宝石ではないかと思います。しかし、今回紹介するマラヤガーネットは、宝石になる過程で奇跡的に2種類以上の物質が溶けて混ざり合い生まれたニュアンスピンクに輝く奇跡のガーネット。
物質が混ざり合うことで様々な色が混ざり合うため、混合種ならではのひとくちにピンクと表現することはできないニュアンスカラーで輝く特別なガーネットが生まれます。
マラヤガーネットは一般的に研磨以外の処理が加えられず、天然のままで美しさが楽しめる宝石の一つだといわれています。
そのため、天然で内包物の少ないピンク系の宝石を探しているのであれば、個人的にはマラヤガーネットはかなりオススメの宝石の一つだと思っております！
マラヤガーネットの石言葉
実りの象徴と言われているガーネットの石言葉には『成功』や『富』というものがあります。そして、マラヤガーネットには、ガーネットそのものが持つ石言葉以外にも、『心を奪う素質』と『内気』という石言葉が別で存在します。
一見マイナスに見えるこの石言葉ですが、実際は、内に秘められた自身の魅力を引き出すという意味合いが隠れている言葉です。
この石がたどってきた歴史と重なり合うような石言葉で、私もとても大好きな石言葉です。
マラヤガーネットを所有することで、アナタの秘められた魅力を引き出し、幸せに導いてくれる手助けになるかもしれまれませんね！
様々な種類があるガーネットの中でも”特別”といわれるマラヤガーネット
改めてまとめます。
これまで話してきたように、一般的なガーネットとは違い、独自の色彩を放つマラヤガーネットは、産出量そのものが通常のものと比べて少なく、その独自の輝きを見せる美しさから、通常は高値で取り引きされている希少な宝石です。
しかし宝石の価格は、その時、取引をするバイヤー同士の需要と供給によって決まるので、ほとんどの宝石は、必ずしも手が出せない価格でしか手に入らないということはありません。
よりよい宝石を手の届く価格で手に入れるには、より良いタイミングと運命的な出会いや入手ルート、バイヤーの腕に掛かっています…！