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結婚指輪・婚約指輪を購入しないのはアリ? 購入しないメリット・デメリットは?
「婚約指輪でプロポーズをして2人で結婚指輪を選びに行く」というのがオーソドックスなパターンですが、人によっては「結婚指輪・婚約指輪は不要では?」と思うこともあるのではないでしょうか。
これらの記念品は高額なもの。
「絶対に買わないといけないの?」と疑問に思うのも当然です。
結婚指輪や婚約指輪を購入しなかった夫婦は、なぜその選択をしたのでしょうか。
たくさんの意見を参考にして、2人に合ったスタイルを見つけてくださいね。
意外と多い? 婚約指輪を購入しないケース
婚約指輪を購入しなかった夫婦は3~4割で、これは決して少なくない数字です。
婚約指輪は高額なため、よく考えて購入ことが大切です。
「婚約指輪なし」に対する意見を見てきましょう。
婚約指輪を購入しなかった理由は?
婚約指輪は女性がつけるものですので、女性の意見によって購入しない選択に至ることが多いです。
・婚約指輪をつける機会が少ない
高価な指輪をつけるのが怖い方や、ジュエリーをつける習慣のない方は、指輪を購入しても数回しかつけないことがあります。
「使わないからもったいない」と購入しない方は多いです。
・指輪以外の記念品がよかった
何十万の買い物をする機会は少ないもの。
他に欲しいものがある場合は、それを結婚記念品にする方もいらしゃいます。
確かに、婚約指輪より欲しいものがあるならそちらを豪華に方がいいですよね。
・記念品のお金を他に回したい
記念品は何十万、ときには何百万円もすることがあります。
記念品にお金を使うより、結婚式や新婚旅行などの「思い出」を楽しんだり、家具・家電や貯蓄に回したいと考える方も多いようです。
・婚約指輪はいらないと言われた
すでにプロポーズが済んでいたり、婚約指輪の話題が上がったりした際に、女性から「婚約指輪はいらない」と言われることがあります。
「相手が望まなかったから購入しない」というのはごもっともです。
婚約指輪を購入しないメリット・デメリット
高価な婚約指輪を購入しないことで、かなりの額のお金を浮かせることができます。
女性側に思い入れがないのであれば、他のことに使う方が有意義です。
ただし、女性が男性側を気遣って「婚約指輪はいいよ」と意に反することを伝える場合もありますので、本当に不要なのかどうかはよく見極める必要があります。
金属アレルギーなどで本当に不要だと思っている場合もありますが、「自分にはいらないから……」と無理に納得した方も多いです。
そんなときにサプライズでもらうやはりと嬉しいものです。
少数派? 結婚指輪を購入しないパターン
「夫婦の約9割が結婚指輪を購入している」というデータからも分かるように、結婚指輪を購入しないのはマイノリティのようです。
結婚指輪は婚約指輪に比べると安価なため、思い入れが強くなくても「とりあえず」購入する夫婦が多いです。
あえて購入しない選択をした夫婦の意見を見ていきましょう。
結婚指輪を購入しなかった理由は?
結婚指輪を購入しなかった理由は合理的なものが多いです。
詳しく見ていきましょう。
・普段指輪をつけられない
飲食関係や薬品を扱う職種など、指輪をつけることができないお仕事をされている方も多いです。
その場合、結婚指輪を購入してもつける機会が少なく、脱着の回数が多い分紛失の可能性も上がるという理由で、あえて最初から購入しない方もいらっしゃるようです。
また、パートナーに金属アレルギーや感覚過敏などがある場合、「ペアでつけられないから」と2人とも結婚指輪を購入しないこともあります。
・惹かれる結婚指輪がない
結婚指輪のデザインは日常生活の邪魔にならないシンプルなものが多く、「結婚指輪全体のデザインが好みじゃない」という方もいらっしゃいます。
この場合、「どうせお金をかけるなら自分が気に入ったジュエリーにしたい」と結婚指輪以外のジュエリーを選択される方が多いです。
「ときめかないものは買わない」というこだわり派の方は、お気に入りのものが見つかるまで待って、結局買わなくなることも。
・結婚指輪の必要性を感じない
結婚指輪への思い入れが少ないために購入しないこともあります。
両親が結婚指輪をつけていなかった場合、「親もあまり使ってなかったから結婚指輪がなくても生活できる」という考えに至ることもあるようです。
「結婚指輪なし」のメリット・デメリット
結婚指輪を購入しないメリットは、婚約指輪と同じくその分のお金を他に回せることです。
また、結婚指輪を紛失する方も多いので、「高いものをなくすのが怖い」という方や、物を紛失しやすい方は余計な心配がなくなります。
デメリットとしては、「周囲の目が気になる」ことが挙げられます。
やはり、新婚さんが結婚指輪をつけていないと気になるものです。
年配の方は「結婚指輪は購入して当然」と思っていることが多いので、あらかじめ両親や親族にひとこと伝えておくことをおすすめします。
また、結婚式で「指輪交換」をする場合、代用のリングを用意しなければなりません。
ここで「どのみちペアリングを用意するなら、最初から記念に結婚指輪を購入した方がいい」と考えを変えるもいらっしゃいます。
恋人時代のペアリングがある場合や、仮の指輪でもいいという方はいいのですが、やはり特別な指輪を使った方が気持ちも高まります。
結婚指輪は公的な場でもつけやすい記念品です。
自分の目に入る指につけるものというのもポイントで、夫婦の絆を感じやすいアイテムです。
もし迷われているなら、購入することをおすすめします。
「結婚指輪なし・婚約指輪あり」のパターンは?
中には「婚約指輪だけ購入した」という方もいらっしゃいます。
日常的に指輪をつける習慣がなく結婚指輪に気に入るデザインがない場合は、気に入った婚約指輪1つに記念品をまとめると合理的です。
男性が結婚指輪をつけない場合、ペアの結婚指輪ではなく、お出かけのときに使える婚約指輪のみを女性に贈ることもあります。
また、欲しい婚約指輪が予算オーバーの場合、男性は結婚指輪を購入し、女性は婚約指輪のみにすることも。
最近は「セットリング」と呼ばれる婚約指輪と結婚指輪の重ね付けを前提にデザインされた指輪がありますので、女性はセットリングの婚約指輪を、男性は同じシリーズの結婚指輪をつければコンセプトを統一することができて素敵ですよ。
結婚指輪・婚約指輪なしの場合は他に記念になることをしよう
2人にとって婚約・新婚の時期は一度きり。
結婚指輪・婚約指輪を購入しない場合でも、何か記念に残ることをするのをおすすめします。
指輪以外の記念品を購入する
金属アレルギーがあって指輪をつけられない方や、ダイヤモンドの指輪はつける機会がないと思う女性は、冠婚葬祭で使えるパールのネックレスやピアスがおすすめです。
また、腕時計ならペアでつけられますし、実用的です。
結婚生活に必要なものに充てるときは、一枚板の味のあるテーブルなど、長年使えて思い出が刻まれるものを購入するのがおすすめです。
結婚式や新婚旅行を豪華にする
「記念品はいらない」という方は、結婚式や新婚旅行などのイベントを豪華にするのはいかがでしょうか。
ドレスをグレードアップしたり、結婚式の様子を編集して式の最後に流してくれる「エンディングクレジット」や、ハイクラスのアルバムなどを追加するのがおすすめです。
記念品がない代わりに新婚旅行先を海外にする方も多いです。
現地で買ったお土産は、新婚旅行を思い出せる素敵なアイテムになりますよ。
結婚記念日にはプレゼントを
結婚生活やイベントを優先させるために指輪を購入しなかった場合は、結婚記念日にプレゼントを贈るのがおすすめです。
新婚当初では買えなかった指輪を、お金を貯めて結婚後に贈る方もいらっしゃいます。
結婚した瞬間を記念するのではなく、結婚生活を歩んできた歴史の証に記念品を購入するのも素敵ですよね。