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結婚指輪(マリッジリング)を買うタイミングはいつがいい? イベント前に焦らないためには
挨拶、新居、挙式、新婚旅行……結婚が決まったら多くの準備が必要になりますが、忘れてはいけないのが結婚指輪。
新婚夫婦のほどんどが購入する結婚指輪ですが、買うとなれば他の準備と優先順位をつけながら、支障のない時期に受け取れるように動く必要があります。
挙式やウエディングフォトに使われる結婚指輪の購入は、選ぶ時間や指輪の納品期間を考えると、あまり後回しにできません。
かといって、早すぎると別の問題が発生することも。
結婚指輪は早すぎず遅すぎず、ちょうどいいタイミングで購入することが大切です。
「結婚指輪っていつ買うのがいいの?」と悩む方に向けて、情報をまとめました。
婚約指輪を購入するタイミングについてはこちらをご覧ください。
⇒婚約指輪(エンゲージリング)を買うベストタイミングは人によって違う! 最適なタイミングは?
結婚指輪を購入するタイミングはなぜ大切?
結婚指輪はファッションリングとは違い、納品に時間がかかることがほとんどです。
結婚指輪はつけ始めたい日から逆算して購入することが大切です。
詳しくご説明します。
結婚指輪をつけ始めるタイミングは?
まずは結婚指輪をいつからつけ始めたいのか考えましょう。
一般的には、挙式や入籍に合わせて結婚指輪をつけ始める方が多いようです。
こちらに詳細を載せていますので、併せてご覧ください。
⇒結婚指輪はいつからつけ始めるもの?
結婚指輪の納品には時間がかかるケースが多い

結婚指輪はサイズや素材、ダイヤの数や質、刻印や仕上げの加工などを細かく指定することが多いため、基本的に納品に時間がかかります。
もちろん、お店にたまたま気に入ったデザインの最適なサイズの既製品があって、オプションを一切つけない場合は当日に持ち帰ることも可能ですが、実際は結婚指輪を購入した夫婦の多くが受注生産の指輪を選んでいます。
普通のお店でオーソドックスな指輪を選んだ場合の納期は1か月~1か月半程度のことが多いですが、人気ブランドの品や海外製品、特殊なオプションをつけた場合はもっとかかることもあります。
特に、1からデザインを考えるオーダーメイド品の場合は何度も打ち合わせをした後に個別に制作するため、納品までに3か月以上かかることも珍しくありません。
初めのうちはオーダーメイドをするつもりがなくても、指輪選びをする中でいい指輪が見つからず、オーダーメイドを検討することもあり得ます。
夫婦の好みをすり合わせるため指輪選び自体にも時間がかかるので、早めに選び始めて購入することをおすすめします。
結婚式・前撮りでつけたいときは特に注意
挙式日やウエディングフォトの日が決まっているなら、予定日に間に合うように購入する必要があります。
どうしても間に合わない場合は仮の指輪を使うことで対応できますが、やはり本当の結婚指輪がで当日を迎えたいもの。
また、イベント当日ギリギリではなく、少し余裕を持ったスケジュールにするとも大切。
指輪交換の際は結婚相手に指輪をつけてもらうことになりますので、指輪がきつい場合は人前でもたついてしまうこともあり得ます。
式までに余裕があれば、万が一指輪がきついことに気が付いてもサイズ直しができるので安心です。
ただし、あまりに購入が早すぎるのもおすすめできません。
人の指のサイズは非常に変わりやすいため、体型の変化や妊娠で指輪が合わなくなることがあります。
中には「手元にあるとついついつけたくなって、慣れない指輪をつけて挙式前に傷つけてしまった」という方もいらっしゃいますので、大切なイベントに合わせて購入するのが無難です。
実際どのタイミングで結婚指輪を購入する人が多い?
結婚指輪を購入するタイミングを考える際に絶対に押さえておきたいのは「イベントに間に合うかどうか」ですが、他にも夫婦ごとに異なる事情も考慮しなければいけません。
実際にはどのような購入パターンがあるのでしょうか。
挙式日・入籍日に合わせて購入
やはり多いのが、挙式日や入籍日に合わせて購入したケース。
大きな障壁のない社会人の場合、プロポーズ後1年未満で挙式や入籍をするパターンがほどんどです。
両親の承諾を得てから購入することを考えると、自然と挙式・入籍の7~8か月前くらいから検討しはじめ、半年前くらいには購入に至ることが多いようです。
加えて、挙式日や入籍日が近づくと結婚式の打ち合わせや新居・家具探しなどに時間を奪われてしまいますので、余裕のある半年前のタイミングは妥当でしょう。
婚約指輪と同じタイミングで購入
プロポーズ後に婚約指輪を選ぶカップルの場合、婚約指輪と同じタイミングで結婚指輪を購入することもあるようです。
基本的にブライダルリングの取り扱いがあるお店は結婚指輪と婚約指輪両方の取り扱いがあることがほとんどですので、同時に選べば手間と時間を省くことができます。
結婚指輪と婚約指輪を気に入ったブランドでそろえれば互いの雰囲気を合わせられますし、刻印の字体やオプションの種類も統一できます。
中でも重ね付けを前提としたデザインの「セットリング」を選べばデザイン性は抜群になります。
また、同じ店舗でまとめて購入することで割引が適用されるケースもあるようです。
結婚指輪と婚約指輪を別々の店舗で購入したとしても、指輪の知識を忘れないうちにまとめて購入できるため、効率がいいといえます。
ただし、注意点もあります。
先に婚約指輪を着用して生活していれば薬指の指輪の実際の使用感やサイズ感が分かって結婚指輪に生かせるのですが、結婚指輪と婚約指輪を同時購入するとなるとそれが分かりません。
普段指輪をつけない方は、最適なサイズや使いやすいデザインをよく見極めることが必要になってきます。
結婚後落ち着いてから購入
結婚後生活が落ち着いてからじっくり結婚指輪を検討して購入する方もいらっしゃいます。
「一生ものだから焦って選びたくない」「お金に余裕ができてから買いたい」という理由が主のようです。
挙式をしない夫婦や、式の指輪交換を仮の指輪でしてもいい場合は、結婚後に購入するのも1つの手です。
夫婦によっては、人と違うタイミングの方が適していることもあります。
2人でよく話し合い、素敵な結婚指輪を最適なタイミングでつけられることを願っています。








