結婚指輪をしている男女

痛くないの?抜けない指輪の切断方法!リングカッターを使って実際に指輪を切断してみた。

  • 肇高崎

 

指輪が抜けない! 指輪を切断しなければならないときはどうする?

「久しぶりに結婚指輪を抜こうと思ったら抜けない!」「無理やり入れた指輪が抜けなくて指がしびれてきた」……指輪が外せなくなってしまった場合、最終手段として指輪の切断を考えなくてはなりません。
どのような状況になったら指輪を切断するべきなのでしょうか?
また、指輪の切断を決めたにしても、どうやって切断すればいいのでしょうか?
指輪の切断の判断基準や、指輪を切断してくれる場所、切断した指輪の修理まで、詳しくご説明します。

指輪を切断しなければいけないのはどんなとき?

指輪が抜けなくなったら、まずは指輪を切断するか否かの判断をしなければなりません。
切断以外にも指輪を外す方法は存在するため、指輪を切断するのは最後の手段です。
しかし、状況によっては緊急を要することもあります。

指がうっ血している・指を怪我したとき

最も緊急性が高いケースは、「すぐに外さなければ指に後遺症が残る」場合です。

指輪をした指を怪我すると、指輪を抜くことができなくなります。
指輪をつけた部分が腫れた場合や怪我の治りに影響する場合、当然ですが指輪を切断することになります。

また、合わないサイズの指輪を無理につけたり、体重が増えたりして指の血が止まり、長時間うっ血した場合も指輪の切断が必要です。
感覚がなくなったりしびれたりする状態が長く続けば、神経の損傷や最悪の場合指の壊死もあり得ます。

指輪によるうっ血については「#リンク 指輪がきつくて血が止まった! うっ血したときの対処法」に記載していますのでご覧ください。

指の安全が確保できないときは、ためらわず指輪を切ってもらいましょう。

どうやっても指輪が抜けないとき

緊急性が高くない場合、まずは切断以外の方法で指輪を抜けないか試してみましょう。

指輪を抜く方法は「#リンク 指輪が抜けなくてピンチ! 指輪の正しい外し方とは?」を参考にしてみてください。

あらゆる方法を試しても抜けない場合は、指輪を切断した方がいいでしょう。
「今は抜けなくても困らない」と思っていても、放置するにつれて状況が悪化することもあります。
また、急な手術や検査の際に指輪が抜けないと、これらを受けられないことがあります。
見込みもないのに「そのうち抜けるかもしれないから……」と放置するのはおすすめできません。

指輪を切断する方法

指輪を切断してくれるところはいくつかあります。
状況をよく見て、最適な場所にお願いしましょう。
また、どの場所も切断の依頼を受けてくれるところと受けてくれないところがありますので、事前に連絡してくださいね。

ジュエリーショップや工房に指輪の切断をお願いする

緊急性が高くない場合は、指輪の切断ができるジュエリーショップや工房に依頼しましょう。

ジュエリーショップや工房では、「リングカッター」と呼ばれる専用の道具で指輪を切断します。
リングカッターは指と指輪の隙間から刃を通して指輪を切断するものですが、指側に刃が当たらないようになっているので安心してください。

注意点として、リングカッターを扱えるお店に依頼することと、事前に指輪のデザインや素材を伝えておくことがあります。
ゴールドやプラチナ、シルバーの指輪は切断できることが多いですが、ステンレスやチタンなどの硬い素材の指輪、ハードプラチナなどの特殊な合金、刃が入らないデザインの指輪は断られることがあります。

リングカット代は無料~数千円程度です。

緊急時は消防署や病院に指輪の切断をお願いする

指がうっ血しているのにお店で切断できないときなど、緊急性が高い場合は消防署に連絡しましょう。
お店が営業時間外でも、消防署なら24時間対応してくれます。

消防署では無料で指輪を切断してくれますが、緊急性が高くないならお店で切断してもらうことをおすすめします。
「緊急時以外は多忙な消防署の手をわずらわせるべきではない」というのも1つの理由ですが、理由は他にもあります。

消防署は指輪の専門家ではありません。
あくまで「指を守るために早く指輪を取り外す」ことを目的に指輪を切断します。
そのため、指輪の切断箇所が多くなったり、宝石などを割って指輪を切ったりすることもあります。
指輪の修理を考えるなら、やはりお店で切ってもらった方がいいです。

まれですが、病院で指輪を切るケースもあります。
急な手術の際に指輪が抜けないときや、指輪が治療の妨げになる場合はその場で指輪を切断することがあります。
また、お店や消防署の手に負えないほど指が腫れている場合は、病院で治療してから外す流れになります。
腫れがひどい場合は病院に連絡しましょう。

切断してしまった指輪は直せる?

やむを得ず切断してしまった指輪、できれば元に戻したいですよね。
切断した指輪を修理するにはどうしたらいいか、見ていきましょう。

素材やデザインによっては切断された指輪でも直せる

「指輪を切断したらその指輪はもう捨てるしかないの?」と思われるかもしれませんが、そうとは限りません。
状況によっては、切断した指輪を修理することができます。

結婚指輪によく使われるゴールドやプラチナなどの加工しやすい金属の場合は、お店で修理できることが多いです。
加えて、お店で修理を前提に指輪をカットした場合は、宝石や刻印をなるべく避け、最小限の傷で切っていると思います。
シンプルなデザインならより修理しやすく、工房ならサイズ直しも含めて数千円で直せることもあり、ブランドに依頼する場合でも1万円~数万円程度で直せます。

消防署で切った場合、傷が多かったり、宝石がとれてしまったりすることもあると思いますが、あきらめずにお店に相談してみましょう。
切断面や傷の数、宝石の分だけ高額になりますが、直せる場合も多いです。

指輪よりも指の方が大事!

切断した指輪を修理できないこともあります。
凝ったデザインの指輪や特殊な素材の指輪、指輪の損傷が大きいときなどは買いなおした方が安く済むことも。

指輪を切断しないためには、正しいサイズの指輪を選び、購入後も定期的に指輪のフィット感をチェックしておくことが大切です。
指輪が外せる段階でサイズ直しをした方が、手間も費用もかかりません。
指輪のサイズ選びについては「#リング 指輪の号数が知りたい! 指のサイズの測り方」を参考にしてみてください。

結婚指輪や思い出の指輪など、大切な指輪を切断してしまうのは悲しいことです。
ですが、指輪はあくまで指輪、指の方が大切です。
指輪を失いたくないからといって、指を傷つけてしまったら元も子もありません。
指輪が抜けなくなったら、潔く決断することも大切です。
指を守って、「新しい指輪に新調しよう」と気持ちを切り替えて新たな出会いを楽しみましょう。
ついている宝石やモチーフを別のアクセサリーにリメイクすることもできますよ。