指輪ケースに入っている結婚指輪

抜けないときの指輪の外し方。プロに任せるならアクセサリーショップではなく消防署!?

  • 肇高崎

 

指輪が抜けなくてピンチ! 指輪の正しい外し方とは?

指輪が抜けなくなってしまったときは焦りますよね。
無理に外そうとすればするほど腫れて、余計に取れなくなってしまうことも……。
指輪が外れなくなる原因と、抜けなくなったときに役立つ対処法をまとめました。
必ず方法はありますので、まずは深呼吸をして、落ち着いて見てくださいね。
 
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普段から気をつけよう! 指輪が抜けなくなる原因は?

そもそも、指輪が抜けなくなってしまう原因はなんでしょうか。
何か月もつけっぱなしにしていた指輪ならともかく、朝つけた指輪が夜抜けないときなんかは「なんで!?」と思いますよね。
指輪が抜けなくなる原因を1つずつ見てみましょう。

時間・季節・体調によるむくみで指輪が抜けなくなる

指輪が抜けなくなる原因として最も有名なのが「むくみ」です。
むくみは体が必要以上に水分をため込むことで起こり、これによって1日の間でも体のあらゆる部位の太さが変わります。
指の場合は太さが1mm変わっただけでも指輪が抜けなくなります。
「朝つけた指輪が抜けない!」というときはむくみを疑いましょう。

むくみはストレスや体調不良の他、飲酒や食事の後にも起こります。
また、時間帯や季節の変化によっても体の水分量が変わるので注意が必要です。

体重増加・体形変化で指が太くなって抜けなくなる

結婚指輪やペアリングなど、しばらく外してなかった指輪が抜けないときは「太ったから?」と思うのではないでしょうか。
指も体の一部ですので、脂肪がつけば太くなります。
大幅な体重増加があった場合はそれが原因の場合があります。
また、長期的な仕事や筋トレなどで指の筋肉が発達して太くなることもあります。

特に注意が必要なのが妊娠中です。
妊娠中は体形が変わる上にむくみも激しくなります。
ぴったり目の指輪なら妊娠発覚後すぐに、余裕がある指輪でも妊娠後期には外しておくことをおすすめします。
ご存じない方も多いですが、出産時には急な手術の可能性があるため指輪は外さなければなりません。

皮膚のたるみ・乾燥でひっかかって抜けなくなる

皮膚が原因で指輪が抜けなくなることがあります。
皮膚が乾燥していたり、加齢で関節の皮膚が伸びたりすると摩擦が強くなるため、以前のように抜けなくなってしまいます。
また、きつい指輪を無理に外すうちに皮膚が角質化して厚くなり、最終的に抜けなくなることも。

保湿をしっかりとし、肌を傷つけるような外し方はしないようにしましょう。

指輪が変形して抜けなくなる

力仕事や事故などの衝撃で指輪が変形すると、今まで通っていた関節を通らなくなる場合があります。
指輪が楕円になると正しい位置に隙間ができなくなってしまいますで、力仕事の前は指輪を外してください。
また、定期的に指輪が歪んでいないかチェックしましょう。
軽度ならお店で直せます。

抜けなくなった指輪を上手に抜くには?

指輪が抜けなくなったときはどうすればいいのでしょうか。
やり方を優先度順にご紹介します。
どのやり方でも「焦らない」ことが大切です。
「リラックスした方が抜ける」と頭の中で唱えて、無理に抜かないようにしてくださいね。

プロも使っている基本の指輪の抜き方

案外指輪の正しい抜き方を知っている方は少ないです。
指輪の試着の際に、自分では入らなかったサイズを店員さんが入れてくれてびっくりされた方もいらっしゃると思います。

指輪の脱着にはちょっとしたコツがあります。
力任せに引っ張るのではなく、正しい手順を踏んで抜いていきましょう。

指輪を抜くときのコツは、「手の甲側に隙間を作ること」です。
反対の手の親指を使い、手のひら側から指輪をグッと押し上げてみてください。
よほどきつくなっていない限りは、手の甲側に隙間ができると思います。
この隙間を利用して関節を通していきましょう。

親指で隙間を作ったあとも、単純に引っ張るだけでは抜けないことが多いと思います。
少しずつ、指輪を左右に動かしながら移動していくのがポイントです。
親指以外の指を使って、指輪をゆりかごのように右、左、右、左と動かしていきましょう。

関節が一番の難関です。
骨だけでなく、皮膚にも注目してみましょう。
関節を少し曲げた方が皮膚が薄くなると思います。
関節を少し曲げて指輪を少しずつ進めながら、それでもたるんだ皮膚が障害となる場合は、皮膚を指輪の根元側に引っ張って指輪を通過させましょう。

自分で上手くできない場合は、指輪を購入したジュエリーショップに行くと抜いてくれることがあります。
特にブライダルリングの販売店はスタッフの方も慣れていることが多いので、自力でできない場合はプロにお願いしてみましょう。

むくみを解消して指輪を抜きやすくする

むくみによって抜けない場合は、水分を移動することで指輪を抜きやすくできます。

まずは、手を心臓より高くして数分待ってみましょう。
手を閉じたり開いたりするとより効果的です。
重力によって水分が下に移動するので、軽いむくみならこれで抜けるようになります。

次に、マッサージでむくみを取っていきます。
指をつまんで指先から指の根元にかけて何度かさすった後に、手のひらの骨を強めになぞるようにして水分を手首に流してください。
腕や脇のリンパを流すのも効果的です。
「指の末端から体の中心へ」と流してくださいね。
また、「合谷」と呼ばれる手のツボを押すのもむくみに効果的です。
手の親指と人差し指の骨が交わった部分、その少し上側が「合谷」です。

むくみは体調や時間帯、気温によっても変化するので、急がないときはむくみが取れるまで待つのも手です。
また、指を冷やして強制的に血管を収縮させるという方法もあります。

道具を使って指輪を抜く方法

身近にあるもので指輪を抜く方法もあります。

まずは、指の滑りをよくする方法です。
ハンドクリームや油、石鹸や中性洗剤など、とにかく「滑りやすくなる」ものを指に塗って抜いてみましょう。
これは他の方法と組み合わせることもできます。
ただし、パールの指輪など、薬品に弱い指輪には適していません。

糸を使って抜く方法も有名です。
タコ糸など、厚さがなく丈夫な糸を用意してください。

・やり方
①指輪と指の間に糸を通します。
②関節の下(指の根元側)から、関節の上(指先側)まで、なるべく隙間がないようにしてぐるぐると糸を巻き付け、関節を糸で覆います。
③指先側の糸の端を固定します。
④指の根元側の糸を指先側に少しずつ引っ張ります。
⑤指輪が指先に移動していくので、必要なら指輪をネジのように回して移動をを補助していきます。

このやり方はうっ血が起こりやすいので、手間取った場合はすぐに中断しましょう。
失敗してけがをされた方もいらっしゃるようです。
けがの原因になりますので一気に糸を引っ張らず、少しでも痛みを感じたらやめてください。

ダイエットをすると指輪が抜ける?

明らかに体重の増加が原因で指が太くなったときは、脂肪を落とすことで指を細くを戻せます。

「すぐに抜く必要はないけど、太って結婚指輪が抜けにくくなってきた……」というときは、ダイエットで適正な体重を目指しましょう。
マッサージも併用すると効果的です。

ただし、病院などで急に指輪を外さなければならない場面もありますので、他の指輪の外し方も頭に入れておきましょう。
急を要する場合は指輪を切断されてしまうこともあり得ますので、「なんとか外せる」段階で指輪を外しておいて、痩せてからまたつけることをおすすめします。
 
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指輪の切断は最終手段

どうしても指輪が抜けない場合や、指輪が食い込んで長時間うっ血を起こしている場合などは、指輪を切断することも考えなくてはなりません。
誰しも嫌だと思いますが、指輪よりも指の方が大事です。
指輪の切断は消防署やジュエリーショップなどでしてもらえますが、設備がないこともあるので事前に連絡してから行きましょう。

指輪の切断に関する情報は「#リング 指輪が抜けない! 指輪を切断しなければならないときはどうする?」に詳しく載せています。