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【アメジスト(紫水晶)とは?】2月誕生石の石言葉と意味、価値や基礎知識

  • ジュエルグラン

 

2月の誕生石として人気が高いアメジストですが、アメジストについて知らない方も多いと思います。

 

ということで、アメジストについて紹介していきたいと思います。

 

【2月誕生石】アメジストとは

アメジストの写真2

 

2月の誕生石としても有名なアメジストですが、実は水晶だということをご存じでしょうか?

 

アメジストは紫色の宝石で、色は淡いラベンダーのような色から、深い赤みがかった色をした水晶のため、和名を「紫水晶」といいます。

 

アメジストは肉眼で見えるインクルージョン(石の中にある不純物や空気)がほとんどありません。また宝石の中では比較的硬いため、自由でさまざまなカタチにカットできるため、装飾性の高いジュエリーに向いた、素晴らしい宝石といえます。

 

アメジストの指輪の写真1

↑硬度の高いアメジストのため、このような細かな彫刻を施すことが可能です。

 

 

アメジストは紫水晶という通り、水晶の仲間ですが、水晶といえば占い師の人が持っているあの透明な丸い石をイメージされませんか?

本来水晶は透明の宝石ですが、なぜ紫色なのかというと、アメジストに含まれる鉄イオンという不純物の影響で、紫に見えているのです。

 

水晶に含まれる不純物によって、透明な石から違う色に変わるのですが、その中でもパープルカラーをした水晶をアメジストと呼びます。

 
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アメジストの石言葉

 

誕生石であるアメジストは2月生まれの方へのプレゼントとしても人気の高いジュエリーです。また結婚6周年記念の石としても有名です。

 

アメジストの石言葉は

・誠実

・高貴

・心の平和

・希望

などがあり、清楚で気高い雰囲気を感じます。

 

また酔い止めの石ともいわれることから、お酒が飲めるようになる二十歳の記念日の贈り物としてもおすすめです。

 

 

 

アメジストの保管方法とお手入れ方法

 

アクセサリーケースの写真

 

保管方法

 

アメジストは極端に熱に敏感な宝石のため、直射日光によって色があせる場合があります。そのため使わないときは、日光が当たらないジュエリーケースに入れて保管することをおすすめします。

 

 自宅でのお手入れ方法

 

自宅でお手入れをする際は、柔らかい歯ブラシに中性洗剤をつけ、温水で洗浄するようにしてください。

 
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【豆知識】アメジストとアメシスト、どっちが正しいの?

 

ショッピングサイトで検索したときや宝石店に行ったとき、「アメジスト」という表記をよく目にすると思いますが、「アメシスト」と表記されている場合もありますものを見たことがありませんか?

 

「アメジスト」と「アメシスト」、どちらが正しいのでしょうか?

 

実はアメジストの名前について、「色石等に関する定義および命名法」というもので正式名称が定められているのですが、そこでの正式名称は「アメシスト」となります

そのため、宝石図鑑のような専門書では「アメシスト」の記載が多いです。

 

ただし一般的には「アメジスト」のほうが広く定着しているため、アメジストと呼んでも問題ありませんのでご安心ください。

 

 

【豆知識】アメジストの価値

アメジストの写真3

 アメジストの価値は何で決まるのか?

 

アメジストの価値は、なんといってもその色味で決まります。色が深いほど価値は上がりますが、透明度がなければ価値が下がってしまいます。

 

淡くて明るすぎる色や、黒っぽい色のアメジストは価値が下がるため、市場価値を高めるために熱処理や染色によって色味を調整される場合があります。しかし、残念ながら加工が施されているアメジストは見た目で判断できません。

 

そのため、天然で価値の高いアメジストが欲しいという場合は、専門機関で調べた宝石に与えられる「鑑別書」付きのものを選ぶとよいでしょう。

 

最上級のアメジストとは?

 

かつて最上級のアメジストと呼ばれていたものは、ロシアのシベリアで採掘されたアメジストで、「サイベリアン・アメジスト」と呼ばれます。石の中に赤と青の閃光が見える濃い紫が特徴です。

 

今では閉山し幻の石となってしまいましたが、ザンビア産のアメジストはサイベリアンを思わせるような色の濃いアメジストとして人気の鉱山です。

 

また、明るい紫でも人気の高いアメジストがあります。それはピンクがかった明るい紫で、「ローズ・ド・フランス」とよばれるものです。

ピンクのバラのような色の雰囲気やエレガントさが人気の理由です。

 

 

【豆知識】酔い止めの石?アメジストの不思議な逸話

 

ワインのイメージ写真

 

アメジストはギリシア語で「酒に酔わない」という意味があり、古くから酔い覚ましの石として言い伝えられてきました。そんなアメジストにまつわる面白い伝説をご紹介します。

 

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ギリシア神話に出てくるお酒の神様バッカス。自分がずっと軽んじられてきたことを不満に思っていた彼は、今から最初にすれ違う人を猛獣に襲わせようとするのですが、運悪く通りかかったのが月の女神の女官「アメジスト」。

 

猛獣に襲われようとしたその瞬間、女神の加護で真っ白な石に姿を変えられたアメジストは、事なきを得たのです。

そんな、奇跡を目の当たりにしたバッカスは、自分の冷酷さを後悔し、ぶどうの果汁を献酒として石に注ぎました。すると、真っ白だった石がたちまち美しい紫色になり、見る者の目を魅了したといいます。

 

 

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そういった神話から、お酒から身を守るという意味に変わっていき、「酒に酔わない」という意味を持つようになりました。

 

またこの宝石でできた花瓶に水を注ぐと、水はワインのような見た目になるのに、酔わずに飲むことができる、という説もあるといわれています。

 

 

アメジストの基本データ

 

 

鉱物名 石英(クォーツ)
化学組成 二酸化ケイ素/SiO2
結晶系 三方晶系
硬度 7
比重 2.65
屈折率 1.54-1.55
光沢 ガラス光沢
主な産地 ザンビア、ブラジル、ウルグアイなど
主なカット、スタイル バゲット・ビーズ・カボション・ミックス・ステップ・ペア―シェイプ・カメオ

 

まとめ

 

かの有名な画家、レオナルド・ダ・ヴィンチもアメジストについてこう語っています。

「アメジストは、邪悪な考えを払い、知性をかき立てる」

 

日本でも紫は高貴な色として紫は貴ばれてきました。

そんな高貴な色を持つアメジストの神秘性に、人々は魅了されてきたのかもしれません