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【世界4大宝石】の一つであるエメラルドとは
エメラルドは、宝石の歴史の中でも、古くから世界の王族や宝石商に愛された宝石です。現在見つかっている最古のエメラルドは、なんと29.7億年前。
古くは紀元前1700年代にはエジプトでも採掘され、絶世の美女として名高いクレオパトラが愛していたことでも知られています。
やはり、エメラルドの緑色は、宝石の中でも比類のない美しいグリーンの色彩をしています。
実は、エメラルドは、世界的に人気があるアクアマリンと同じベリル系の鉱物。宝石になる過程で、微量な成分の差が、神秘的なグリーンの輝きに繋がります。
採掘量が少ないという希少性ともあいまって、エメラルドが世界で最も価値のある宝石のひとつと言われているのも頷けますね。
内包物さえも唯一無二の特徴にするエメラルド
他のベリルとは異なり、エメラルドにはインクルージョン(内包物)や小さなひびがあることが珍しくありません。
そのため古くからヨーロッパでは、光にかざすと草木が茂っているように見えることから内包物をフランス語で「庭」という意味の「ジャルダン」と呼び、エメラルドのことを「天国の庭が見える石」と呼んでいたと言われています。
完全なるクリアな石は、万に一つの確率でしか存在したいエメラルド。だからこそ、その中でも、美しさを妨げない程度の内包を有するエメラルドは美しいと感じます。
エメラルドの石言葉
エメラルドの石言葉は「幸福・幸運・愛・希望」です。
エメラルドを身につければ、人間として成長することがき、幸運や幸福を引き寄せると信じられてきました。
また、恋愛に関する願いを叶えてくれる「愛の石」とも呼ばれています。
エメラルドに込められた石言葉は、愛を探している人や恋人や夫婦にとって、必要なものが沢山含まれていて、幸せな出会いや関係、結婚のお守りとしてあなたをサポートしてくれるかもしれません!
まとめ
世界4大宝石であるエメラルドは、宝石の中でも比類のない美しいグリーンの色彩と、採掘量が少ないその希少性から、現在でも需要も高く、世界中の人々から愛されています。
そのため、エメラルドという宝石は、ほとんどの場合高値で取り引きされている希少な宝石です!