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ラピスラズリとは?
よく「ラピスラズリこわい」や「ラピスラズリ凄い」などの興味を引かれるワードを多く見かけます。しかし、ラピスラズリは邪気を退け幸運を呼び寄せてくれるともいいます。そんなラピスラズリの謎や歴史についてお伝えいたします。
ラピスラズリの意味
古代ローマの博物学者・プリニウスは自署の中で青みを帯びた美しい石をラピスと呼び、その中でも特に鮮やかな色をした石をラピスラズリと命名しました。
※石を意味するラテン語の「ラピス」と青や海を意味するアラビア語の「ラズリ」※
ラピスラズリはどこで採れる?
ラピスラズリは「アフガニスタン」「チリ」「ロシア」「カナダ」「アメリカ」「ミャンマー」「アルゼンチン」「イタリア」など様々な国で採掘されることが分かっています。特にアフガニスタン北東部のバダフシャン州はラピスラズリの最大産地ともいわれているようです。
メソポタミア遺跡からもこの石を使った宝飾品が見つかったり、アフリカの山脈にあるお墓の埋蔵品からもネックレスが見つかったりなど、世界最古の文明で使われた工芸品の素材ともされています。
ラピスラズリ 日本と世界の歴史
実はラピスラズリは世界だけではなく、日本でも古くから縁がありました。一部を簡単にご説明します。
ラピスラズリと日本
ラピスラズリの和名は「瑠璃」といい、仏教の七宝のひとつに瑠璃があげられ、日本でも古くから人々に愛されてきた宝石なのです。
ラピスラズリと世界
14世紀から15世紀頃は金よりも貴重な染料の素材だったともいわれており、イタリアの商人によってヨーロッパに運び込まれた際には、「はるばる海を越えてきた青い宝石」という意味で「ウルトラマリン」という名前も生まれました。
染料として使われていた ラピスラズリ
ラピスラズリは青色の染料として古くから使われているのをご存じでしょうか。唯一採掘によって入手できる染料で、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の青いターバンの原料としても使用されていることでも有名なのです。
ラピスラズリの疑問 –誕生石や気になる価格帯–
ラピスラズリとは日本でも世界でも古くから愛される宝石として知られてきました。では現在ラピスラズリが私たちの生活にどのように関わりがあるのでしょうか。
ラピスラズリの誕生石は12月?9月?
石言葉としては「真実」「幸運」「健康」といわれています。日本では12月の誕生石として有名ですが、海外では9月の誕生石とされています。
ラピスラズリの価格は 高い?安い?
現在ラピスラズリのアクセサリーやルースなどは手ごろな価格が多く、1000円台から購入できるものが沢山あります。値段の気軽さと美しい色でとても人気のある石です。
ラピスラズリが怖いといわれてしまう理由
冒頭でも言いましたように、なぜラピスラズリを持つと怖いなどと言われてしまうのでしょうか。確かにネットをみると不安になってしまう体験談が多くあります。ですが最後にラピスラズリを持つことで良いこともあるという事を知ってほしいと思います。
試練を与える石といわれているから
ラピスラズリは持ち主に試練を与え成長させようとする石だといわれているからです。
この石を持つことでピンチが身に降り注いだ時にチャンスと捉えられるかどうかです。ただ災いだと思い落ち込んでしまっては、この石を持つのは勿体ないかと思います。
自分の目標にたどり着きたい人にとっては試練が無ければ成長もできません。現状止まりでは前に進めませんから、背中を押してくれる存在として持ってみるというのも良いのではないでしょうか。
まとめ—ぜひオススメしたい宝石—
ラピスラズリは人生の試練とも思わせられる事などが身に降りかかったとしても、乗り越えたその先に幸せが訪れると言われる興味深い石です。結果、身に付ければ精神のバランスを保ち、集中力が高まる事でチャンスを掴む判断力が増すという事もいえると思います。
人は年齢を重ねるにつれて、自分自身を見つめ直す時に、自信を肯定し、自信を持つことが大切なことのひとつだと感じています。そんなあなたの気持ちをラピスラズリが支えてくれるかもしれません。