おしゃれのワンポイントにかかせないピアスですが、【肉芽】に悩まされている人は多いのではないでしょうか。この記事では肉芽の治し方を解説しております。治ってもまた肉芽ができないように対策を紹介します。
目次
肉芽とは
ピアスをしたときに体がピアスを間違って異物だと反応して炎症が起こり赤いデキモノができたものを肉芽といいます。原因としてはピアスの素材と体の相性が合わずに肉芽ができるパターンが多いです。特に軟骨やへそにできることが多いですが、耳たぶでも炎症が起きます。
肉芽の治し方6選
ここでは肉芽の治し方6選を解説します。自分にあった方法を見つけましょう。
肉芽が治るまでピアスを外しておく
肉芽の原因はピアスと体の相性が合っていないということがあげられます。ピアスを外しておけば自然と治る可能性が高いです。ピアスホールが塞がってしまうリスクがありますが、肉芽がある状態でピアスをつけ続けていると炎症がひどくなる危険性があります。
小ぶりなピアスに付け替える
肉芽はピアスのサイズが原因になる場合もあります。大きいピアスをしていたり、重たいピアスをしているとピアスホールが引っ張られて拡張してしまいます。ピアスホールに負担がかかると肉芽ができる原因となりますので小ぶりなピアスに付け替えると負担も軽くなり炎症が治るパターンもあります。
ピアスの素材を変える
ピアスの素材とピアスホールの相性がよくないケースもあります。肉芽を治す期間のときだけでも素材を変えて様子を見るようにしましょう。おすすめはステンレス製かチタン製か樹脂製のものだと金属アレルギーが起きにくいです。
ホットソークを試す
ホットソークとはぬるま湯や塩を使って炎症を抑える治癒方法のことです。ピアスホールが膿んでしまったり、肉芽ができてしまった人に有効な方法です。ホットソークのやり方や準備するものは【ピアス穴のケア方法を解説!意外と知らない正しいケア方法とは?】で詳しく解説していますので合わせて読んでおきましょう。
ピアスホールに軟膏を塗る
肉芽は炎症なので軟膏を塗ると効果的です。ドラッグストアで売っている【ドルマイシン】には抗生物質軟膏かつ手に入りやすくおすすめです。
病院に行く
何を試しても肉芽が治らないようでしたら病院にいきましょう。皮膚科で受診できますが、切除したい場合だと形成外科でも受診ができます。
皮膚科で処方された薬を塗れば治ったというケースもありますのでまずは皮膚科の診察を受けてください。それでも治らないようであれば形成外科で切除するという流れだと確実に肉芽を無くすことができます。
肉芽を治す【クエン酸療法】はNG
肉芽を治すのに【クエン酸療法】が方法の一つにあるということを聞いたことがある人もいると思います。しかしこの治療法は体に危険を及ぼすためNGです。
クエン酸と肉芽の表面のタンパク質と化学反応でヤケドさせてカサブタにしてから取るという方法なのですが、悪化するケースが多いのでクエン酸を使っての治療は絶対にやめましょう。
まとめ
肉芽はこじらせると跡になってしまうめんどくさい炎症です。早めに対処することが重要になります。この記事で紹介した方法を試して安全にピアスを楽しんでください。
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