ダイヤモンドの指輪

彼女に指輪をあげる意味と心理的な理由とは?プレゼントされたらどうするべき?

  • 肇高崎

 

友人同士でも贈る? 指輪のプレゼントの意味

古くから指輪には多くの意味が込められており、現代でも「愛の証」として結婚指輪やペアリングが用いられています。
もちろん、ファッションやお守り感覚で指輪をすることも多いのですが、プレゼントが指輪だった場合は、やはり意味を考えてしまうもの。

恋人からの指輪のプレゼントで「結婚」を意識したり、付き合う前の指輪のプレゼントにどのような意味があるのか考えたり……。
ときには「仲の良い友人に指輪をプレゼントしたいけど、変に思われるかな」と悩むこともあるかもしれません。

指輪をプレゼントする意味と、プレゼントするときに喜ばれるポイントを見てみましょう。

関係別! 指輪をプレゼントする理由

当然ですが、指輪をプレゼントする意図は関係性によって大きく違います。
恋愛感情の有無や心理の例をご覧ください。

結婚願望は? 恋人からの指輪のプレゼント

すでに恋人関係にあるパートナーから指輪をプレゼントされた場合の意味の例を見てみましょう。

・誠実なお付き合いの証明
指輪に特別な意味を感じる人は多いため、遊びではなく、本気でパートナーだと思っている相手だからこそ、プレゼントに指輪という選択肢が出てくるものです。
特にペアリングの場合は、「恋人と公表できる仲」の証明になるでしょう。

・束縛や独占欲の表れ
他の異性が恋人を狙うことを嫌がり、「指輪で周囲に彼氏・彼女持ちだと知らせたい」と考える人もいます。
嫉妬深かったり、恋人を所有している感覚を好んだり、恋愛関係の脆さを心配したりする人に多いようです。
ペアリングや薬指の指輪で、「いつも着けていてね」と言われた場合は、よりその可能性が高いでしょう。

・薬指の指輪は結婚を意識している?
「ペアリングや薬指につける指輪をくれた=もうすぐ結婚」というのは少し早計かもしれません。
結婚秒読みの場合は婚約指輪や結婚指輪を贈る方向にシフトするため、「これからも仲良く関係を続けていたいけど、すぐに結婚って感じじゃないかな」という心理が考えられます。

もちろん、指輪を贈るほど大切に思っている可能性が高く、贈る際には「いつかはこうやって結婚指輪や婚約指輪を贈るのかなあ」と結婚を意識することもあるはずなので、焦らずに良い関係を続けましょう。

・喜ぶ/似合うと思ったから
恋人からの指輪のプレゼントはロマンチックで、特に女性は強い憧れを持つ傾向があります。
それを分かっていて、誕生日やクリスマス、記念日をロマンチックにするために、指輪をプレゼントする人もいます。
過去におねだりがあった場合や、欲しそうにしていた場合も、「相手が喜ぶものだから」という気持ちで贈るようです。

また、「プレゼントを探していたらたまたま良さそうな指輪があったから」など、特に深い意味はないケースもあります。

付き合っていない異性からの指輪のプレゼント

付き合っていない異性から指輪をプレゼントされた場合は、自分に好意があるのかと考えてしまいますよね。
3パターンをご紹介します。

・ほとんど告白に近い意味で贈る
両想いの可能性がある場合は、告白までの王手として指輪を贈ることがあります。
明確な告白の言葉がない場合も、探ってみる価値は高いです。

・自分を意識して欲しいから贈る
あまり恋愛のそぶりを見せなかったり、出会ったばかりの時期に指輪をプレゼントされた場合は、「自分を異性として見てほしい」というアピールの可能性があります。
ただし、上手な駆け引きができていればいいのですが、そのさじ加減ができていない場合は、自己中心的だったり、勘違いをしやすい性格の可能性もあります。

・恋愛感情がない場合も
稀ですが、異性でも恋愛感情なく指輪をプレゼントすることもあるようです。
次の項目も見てみましょう。

恋愛関係にない友人からの指輪のプレゼント

同性や、まったく恋愛感情のない仲良しの異性から指輪を贈られた場合は、単に「似合いそうだったから」「欲しがっていたから」という理由が考えられます。

強いていうなら、「指輪を贈るほど絆が深い」「趣味を分かっているから指輪を贈っても困らせない」という自信やある種の願望があるともとれます。

実際に好みの指輪だった場合は、素直に喜んでいいでしょう。

深読みしてほしいときとしてほしくないときがある……指輪を贈って大丈夫?

指輪は特別感のあるプレゼントですので、渡していいのかどうか迷うこともあると思います。
相手に恋愛感情などを意識してほしいケースと、特に気兼ねせず受け取って欲しいケースに分けて、贈り方を考えてみましょう。

相手を恋愛対象として見ている場合

恋愛対象として意識してほしい場合、相手の好感度や関係性に注意する必要があります。

・恋人に指輪を渡す場合
すでに付き合っているなら、指輪をもらって嬉しくないなんてことはめったにないはずです。
アクセサリーが苦手な人や、束縛を嫌うタイプでないなら、誕生日や記念日、クリスマスやお出かけデートのタイミングで渡せば喜ばれるでしょう。
ペアリングの場合は、付き合ってすぐのタイミングより、付き合って数か月~1年くらいのタイミングの方が気持ちが伝わりやすいです。

・交際前
付き合う前に指輪を渡すのはかなり高度なテクニックです。
両想いの状態かつ、相手が喜びそうな指輪があるなら、誕生日などの「理由があるタイミング」を狙ってプレゼントしてもいいかもしれません。
ただし、たとえ多少好意があったとしても、「付き合う前に指輪をもらっても……」と困惑する人も一定数いるので、告白とセットくらいの気持ちで考えた方がいいでしょう。
また、あまりに高価なものや薬指につけるような指輪は避けた方が無難です。

特に、相手が自分を恋愛対象として見ていない場合や、それが分からない場合は、別の気軽なプレゼントにすることをおすすめします。

恋愛と関係なく指輪をプレゼントしたい場合

普段から非常に仲が良く、相手の趣味やファッションを熟知している場合は、友人間で指輪をプレゼントすることもあります。
特に女性同士の場合、誕生日にファッションリングを贈ってもそれほど深読みされることはないでしょう。

一方で、指輪を特別なアイテムだと感じている人もいるため、やはりいくつか配慮は必要です。

・薬指や毎日指輪をつけている指のサイズは避ける
・あまりに高価なものは避ける
・ペアリングや恋人からのプレゼントを彷彿させるデザインのものは選ばない

加えて、異性の場合は、友人と連名で贈るなどの工夫をするとベターです。

価格やサイズは? 指輪をプレゼントする際のポイント

指輪を贈る意味をしっかりと相手に伝えるためには、指輪選びが重要です。
また、忘れてはいけないのは指輪のサイズ。
この2つのポイントを押さえて、相手が喜ぶ指輪を贈りましょう。

価格・デザイン・ブランド……プレゼントにおすすめの指輪は?

渡す人との関係やシチュエーション別に、プレゼントにおすすめの指輪を見てみましょう。

・恋人にペアリングを渡す場合
「恋人感」を出すなら、ペアリング専門のブランドや、結婚指輪も取り扱っているブランドのリーズナブルラインの指輪が定番です。
一方で、結婚指輪では選びにくい、おしゃれで変わったデザインを選べるのもペアリングのメリット。
ファッションリングの中から2人らしいものを選ぶのも素敵です。
デートでペアリングを見て、そのままプレゼントするのもおすすめ。
価格は2つで2~6万円程度が一般的です。

・恋人にジュエリー/ファッションリングを渡す場合
相手の好きなブランドや欲しがっていたもの、誕生石や小粒のダイヤがついた指輪が喜ばれるようです。
価格はピンキリですので、年齢や収入に合ったものから選びましょう。
誕生日なら収入の1~3割くらいの価格帯が目安です。

・好きな人や友人に贈りたい場合
ペアリング専門ブランドや恋愛の意味と受け取れそうなモチーフがついたものは避け、あくまで「好きそうだったから」と言えるファッションリングを贈るなど、重くなりすぎない工夫をしましょう。
相手が好きなファッションブランドのカジュアルラインがおすすめ。

指輪のサイズは下調べをして

指輪にはサイズがあり、少しサイズが違うだけでも落ちたり入らなかったりします。
幅広のカジュアルなファッションリングの場合は、「フリーサイズ」や「S・M・L」といったざっくりとしたサイズ展開のこともありますが、基本的にはミリ単位の差の「号数」表記がほどんどです。

相手の指輪の号数を調べる方法はこちらをご参照ください。
指輪のサイズ選びで失敗しないためのプロが教える正しいリングサイズの測り方とは?