40代で結婚指輪を選ぶ際には、他の年代よりも社会的に責任のある立場にあることもあり、おのずと結婚指輪のデザインや予算について悩んでしまうと思います。
「結婚指輪は好きなデザインを選べばいい」「夫婦で納得したものならいい」と言われても、やはり「どこにつけていっても浮かないものの方が」「安っぽく見えないように……」と考えてしまいますよね。
「絶対にこのブランドのこの指輪がいい!」と決めている方もいらっしゃるかもしれませんが、自分たちに合った結婚指輪のイメージがつかめないという方も多いはず。
また、あらかじめ目星をつけていた結婚指輪が、本当に自分たちに合っているかどうかはまた別の話です。
このサイトでは、40代の結婚指輪の相場と、立場のある大人だからこそチェックしておきたいポイントをご紹介します。
目次
40代の結婚指輪の相場から考える予算
40代で結婚指輪を購入した方は、いくらくらいの指輪を選んだのでしょうか。
予算の傾向から、どのようにして予算を立てたらいいのか考察していきます。
40代は結婚指輪にいくらかけている?
40代の結婚指輪の相場はペアで20万円から40万円ほどです。
全年齢の平均相場が20万円から30万円ほどですので、他の年代と同じか、少し高めのものを購入しているイメージです。
このことから、まずは平均な25万円程度を基準に考えるのがおすすめです。
40代では、他の年代よりも「プラチナ」や「大粒のダイヤモンド」の人気が高いです。
最も高価な素材であるプラチナ、そして価格差が大きいダイヤモンドが値段に影響を与えていると考えられます。
また、物を見る目が養われている年代であることもあり、ブランドの洗練されたデザインを好む方が増えるのも理由の1つでしょう。
高めの価格帯の結婚指輪を購入した方が増えるとはいえ、それに伴って相場よりも低い値段の指輪を購入した方がガクンと減っているかといえば、そうではありません。
「客観的に考えた結果、結婚指輪にあまりお金をかけなかった」という夫婦も多くいらっしゃいます。
それぞれの理由を確認して、自分たちが同調できる意見・エピソードがあるか見てみましょう。
大人だからこそ? 結婚指輪にお金をかけた方の理由
結婚指輪にお金をかけた理由として多かったのが、「年齢や立場に相応の、高級感のあるものを選びたかった」というものです。
「職場でも人目に触れる結婚指輪は格調高いものにしたい」と考え、財力も伴っている場合は、それに沿った指輪に落ち着くようです。
女性の場合は40代になると、長く憧れていたブランドや、理想のダイヤモンドがついた指輪を満を持して購入する傾向があります。
また、スイートテンなどをきっかけに結婚指輪を新調する夫婦が、より上質なものを購入するケースもあります。
結婚指輪にお金をかけなかった方の意見
結婚指輪にお金をかけなかった方の意見として、「40代だからといって高い指輪を買う必要はない」というものがあります。
20代で結婚した方が40代になったら高い結婚指輪に買い替えるのかというと、そうではありませんよね。
何かの記念に買い替える方もいらっしゃいますが、紛失や破損をしない限り最初に購入した結婚指輪を使い続けるという方も多いはずです。
合理的で納得できる理由です。
また、「気に入った指輪がそれほど高くなかった」という理由も目立ちます。
日常使いをしても邪魔にならず、どんな場でも浮かないシンプルなデザインを選んだ結果、装飾の分の値段が浮いたというケースです。
結婚指輪は婚約指輪よりも価格差が少なく、デザインもシンプルなものが多いため、特に意識せずとも低価格におさまった、ということはよくあります。
40代の結婚指輪のデザインは?
40代の結婚指輪は、どのようなデザインが好まれているのでしょうか。
シンプルとゴージャスの2パターンに分けて見てみましょう。
最も40代に人気のデザインは「シンプル」
どの年代でも人気である「シンプル」なデザインですが、40代でも強く支持されています。
やはり使いやすく、手入れしやすく、どんな場でも悪目立ちしないデザインが、毎日つける上で落ち着くと考えられるようです。
余談ですが、40代になると冠婚葬祭の機会も増えると思いますが、「弔事の場では派手なダイヤモンドの指輪は外すか、ダイヤモンドを手のひら側に隠すのがベター」というマナーを気にする方もいます。
毎日つけていると指輪を外すのに時間がかかったり外し忘れたりしてしまうもの。
生活する上で自分と一体となる特殊なアイテムだからこそ、色々なシチュエーションに対応できるものだと何かと便利です。
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40代だからこそ似合う華やかな結婚指輪
ダイヤモンドがふんだんにあしらわれた指輪は20代なら職場などで目立ちすぎてしまうこともありますが、40代ならそのようなことが起こりづらく、購入するハードルが下がるという意見があります。
加えて、大きい宝石のついたゴージャスなデザインは年齢を重ねてからの方が似合うともいわれており、試着した結果、華やかな指輪にたどり着いたという方もいらっしゃいます。
また、「これから婚約指輪をつける機会はあまりないだろうから結婚指輪を豪華にした」という方も多いです。
大粒のダイヤモンドが似合うのは大人の特権です。
ダイヤモンドの洗浄などお手入れは必要ですが、毎日目に入る結婚指輪が華やかだと、日々の生活も潤います。
「40代の結婚指輪はどんなものがいい?」に対する答えとは
これまで、40代で結婚指輪を購入された方の意見や傾向を見てきましたが、これから結婚指輪を購入する方は結局のところどういうスタンスで選んでいくのがいいのでしょうか。
目的を忘れずに選ぶためのポイントをおさえておきましょう。
結婚指輪は試着して客観的に見る
カタログを見てピンときた指輪でも試着してみるとイメージと違う、ということはしばしば起こります。
手の形や指の太さ、肌の色は人それぞれです。
ストレートの指輪が似合う方もいれば、V字の指輪の方が指が細く綺麗に見える方もいます。
プラチナよりもゴールドの方が肌が明るく見える方もいれば、その逆もあり得ます。
普段のファッションと合うかも重要です。
自分の指により映えるデザインを見つけるためには、試着をして確かめることが大切です。
何件かお店をまわる際は、写真を撮って客観的に見るのがおすすめです。
結婚指輪で忘れてはいけないのは「誰のもの?」
40代になると「年齢や立場に相応のもの」を選ぶ方が多いですが、「どこでもおかしくないものを」「あまり派手なデザインだと悪目立ちするかも」などと考えすぎてしまった結果、「無難だけど望んでないデザイン」に落ち着いてしまうこともあります。
結婚指輪は「夫婦2人のもの」であることを忘れてはいけません。
相場よりも安かろうと飛びぬけて高かろうと、定番のものだうと奇抜なものだろうと、お2人以外が何か文句を言う権利はありません。
「予想外のトラブルや後悔を防ぐ」ために情報収集をしたり他人を参考にするのは正しい行動ですが、それに引きずられて本来の目的から離れてしまわないようにしましょう。
大切なのは、「自分たちがどんな指輪をつけたいか」「どんな使い方をしたいか」です。
結婚指輪は結婚の記念品であり、2人が既婚者である証であり、夫婦をつなぐアイテムです。
自分たちがつけて幸せになれるものはどんなものか考え、それに沿ったブランドやデザインを知識を用いて選びましょう。