ジュエリーを身に着けるとき、ついつい気になってしまう他人からの目線。
「自分では素敵だと思ったものの、ダサいと思われたらどうしよう」「流行りのときに買ったものの、今付けたら流行遅れって思われる?」
なんて心配になることはないでしょうか。
この記事ではテニスブレスレットのイメージやオシャレに見える着け方について紹介します。
目次
そもそもテニスブレスレットとは?
テニスブレスレットは、ダイヤモンドがずらっとあしらったデザインのブレスレットのことを意味します。
小粒のダイヤモンドを隙間なくセットしたテニスブレスレットは、単体でも主役級の存在感を放つ、ラグジュアリーなブレスレットです。
今ではダイヤモンドだけでなく、ストーンを隙間なく並べたデザインのものもテニスブレスレットと呼ばれることが一般的です。
テニスブレスレットの名前の由来。どうして「テニス」?
テニスブレスレットと聞いて、スポーツのテニスを思い浮かべる人は多いでしょう。
しかしダイヤモンドがずらっと並んだブレスレットと、スポーツのテニスは何ともミスマッチです。
ではなぜテニスブレスレットと呼ばれるのか。
それはアメリカ人テニスプレーヤーの「クリス・エバート(Chris Evert)」に由来します。
1987年の全米オープンの試合中、身に着けていたダイヤモンドブレスレットの留め金具が壊れ、落として失くしてしまい、それを探すために試合を中断することになりました。
そして試合後のインタビューの際に、自身の身に着けていたブレスレットのことを「テニスブレスレット」と呼んだため、テニスブレスレットという名称が広まったのです。
ダサいと言われる理由
ブレスレットの伝統的なスタイルであるテニスブレスレットですが、一部では「ダサい」というイメージが付いていますがなぜでしょうか。
【理由①】古臭いイメージがある
1980年代のバブルのころに流行したテニスブレスレット。
その時代を知っている世代には流行遅れなイメージが付いてしまい、今さらつけるには恥ずかしい…という人も。
しかしテニスブレスレットは、数あるデザインの中でも定番中の定番ともいえるアイテムなので流行り廃りはありません。
【理由②】輝きが強すぎて浮いて見える
ダイヤモンドをずらっと並べているだけあって、単体使いでも存在感抜群なテニスブレスレットは、お洋服によっては変に浮いて見えるという意見も。
ダイヤモンドが2カラット以上のものになると石が大きい分、輝きも強くなり存在感が増しますが、1カラットだと華奢で繊細な雰囲気のため、普段の装いにオススメです。
もうダサいと言わせない!おしゃれに見えるコツ
主役級の輝きを放つテニスブレスレットですが、デイリーコーデに合わせると変に浮いて見えて、結局使わずに収めてしまうことも。
華やかなテニスブレスレットを、普段使い用にオシャレに付けるにはどうしたらいいのでしょうか?
あえてカジュアルファッションに合わせてみる
ラグジュアリー感の強いテニスブレスレットを単体使いするならパーティーなど華やかなシーンが定番ですが、あえてTシャツにジーンズといったカジュアルファッションに合わせてみても◎。
きれいめ系コーデにテニスブレスレットを合わせると、上品になりすぎてしまってかえって浮いてしまいます。
ジーンズやリネン、ジャージー素材などラフな印象の服と合わせることで全体のバランスが取れます。
重ね付けで遊ぶ
もしデイリーコーデでテニスブレスレットが浮いて見えるようなら、重ね付けにトライしてみてください。
ダイヤモンドのラグジュアリー感が強すぎるので、素材感やカラーの違うアイテムを足してカジュアルダウンしてあげるとこなれ感が出ます。
重ね付けが初めてで難しいときは、同じカラーや似たテイストのアイテムで世界観を統一すると、バランスが取れます。
テニスブレスレットはやっぱりダイヤモンド?
テニスブレスレットと言えば「ダイヤモンド」というイメージが強いと思いますが、ダイヤを全周にあしらったデザインとなるとお値段が張って、なかなか手が出ませんよね。
そんなときはダイヤモンドではなく、キュービックジルコニアやスワロフスキーなどを使ったものを選んでみてはいかがでしょうか?
キュービックジルコニアやスワロフスキーなら、ダイヤモンドと見た目はほとんど同じですし、日中の明るい場所なら十分キラキラと輝きます。
パーティーシーンのような暗い室内であるなら、少ない光量でも輝くダイヤモンドのほうが圧倒的に美しいんですが、日常使いであるならダイヤモンドにこだわらなくても大丈夫です。
まとめ
テニスブレスレットはダサいという人もいますが、大切なことは身に着けて自分の気持ちが上がるかです。
お気に入りのブレスレットなら、気にせずにどんどん身に着けてオシャレを楽しんでください。
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