日頃の疲れを癒しに温泉に行こうと計画している人や、夏直前になると海やプールに行く計画をしている人もいるのではないでしょうか?
海やプールとなると水着に合わせてピアスをつけておしゃれをしたい人も多いと思いますが、ピアスをつけたまま施設を利用してもいいかなど悩みを持っている人もいるでしょう。
どうしてもピアスを外せない時期もありますので前もってピアスとの付き合い方を覚えておく必要があります。
この記事では、温泉・海・プールなどのレジャー施設とピアスがどのような関りがあるのか、問題や対処方法などを紹介していきます。
目次
温泉でのピアスの付き合い方
季節関係なく、長期の休みや週末に利用する人も多い温泉は、日頃の疲れを癒してくれる最高の場所です。
しかし、ピアスをつけている人にとっては、温泉に入っても大丈夫なのか?など疑問を持つことがあるでしょう。
ファーストピアスで温泉に入るのは控えましょう
ファーストピアスの期間中は温泉に入ることをおすすめしません。なぜなら、開けたてのピアスホールは言わば生傷だからです。
雑菌が多い温泉水がピアスホールにかかるとそこから雑菌に感染するリスクがあります。大変危険なので温泉に入ってはいけないことはありませんが、もし入るときはピアスホールに温泉水がかからないように注意しましょう。
もし温泉水がかかってしまったらシャワーでしっかり洗い流してください。
中にはボディピアスでへそにあけている人もいますが、完全にピアスホールが塞がったことを確認してから温泉に行くようにしましょう。
ファーストピアスについては【ファーストピアスからセカンドピアスへ付け替える時に抑えておきたい5つのこと】で詳しく書いているのでチェックしてみてください。
温泉水でピアスが錆びる可能性
ピアスの素材によっては錆びるものもあります。例えば銅が含まれている素材でつくられたピアスは注意です。
温泉に含まれている硫黄の成分と銅が反応して変色してしまう場合があります。
せっかく買ったお気に入りのピアスを長く保たせるためにも注意してください。
温泉で着けても安心なピアス
- 純金
- 純プラチナ
- 純銀
- ステンレス製
- チタン製
ジュエリーで使われている素材の中で上記の素材は錆びにくいのでおすすめです。
必ず錆びない訳ではなく、保管方法が雑だと変色してしまう可能性もありますのでピアスをしたまま温泉に入ったときは、上がってピアスを拭くなどして綺麗に保たせるよう注意して下さい。
温泉水で耳が膿んでしまう可能性
ピアッシング後、間もなくして温泉水がかかってしまうと膿んでしまう可能性は十分にあります。温泉水には多くの雑菌が潜んでいるからです。
耳を浸けることは危険なのでやめましょう。
また、温泉の成分によっては膿むだけではなく、感染のリスクも考えられます。
へそピアスに関しては、浸かってしまいますので特に注意してください。
まずいなと感じたときは直ちに洗い流すことをおすすめします。
岩盤浴やサウナでのピアスは外しましょう
温泉施設に岩盤浴やサウナなどを取り入れているところも多いでしょう。この場合ピアスを外さないといけないルールはありません。
しかし、岩盤浴やサウナに入るときに注意するポイントは、金属製のピアスは熱伝導製が高いことです。
岩盤浴やサウナに長時間入っているとピアスが熱を帯びて熱くなり、ピアスホール部分の皮膚がやけどを起こしてしまう可能性があります。金属製のピアスの場合は外して入るか、樹脂製のピアスに変えましょう。
また、ピアスホールを開けて2週間程度ですと、ホールが出来上がっていてもまだ生傷の状態の人が多いのでピアスの着脱の際に傷を付けないように気を付けて下さい。
開けたばかりだと、穴が安定するまで温泉施設に行かないことをおすすめします。
海やプールでのピアスの付き合い方
夏といえば海やプールを想像しますね。夏直前になると海やプールに行く予定を立てている人も多いのではないでしょうか。最近では水着もおしゃれなものが多いのでピアスなどのアクセサリーと合わせる楽しみ方をしている人もいます。
ピアスをつけたまま海やプールに入ることがあると思いますが、注意をしないとトラブルに巻き込まれる可能性が。
そうならないためにも起こりうる問題と対処法を知っておく必要があります。
ファーストピアスで海やプールに入るのは危険です
海やプールも温泉と同じように、水中には目には見えない雑菌がたくさんいます。ピアスホールを開けてから最低でも半年は入らないようにしてください。
ピアスホールが生傷のまま、海水やプールの水がかかってしまうとそこから菌が入り炎症を起こしたり、膿んでしまったりトラブルの原因となります。
もちろん行ってはいけないことはありませんが、もし行く予定があるなら海開きやプール開きから半年前を計算してピアスホールをあけるようにするとよいでしょう。
ファーストピアスについては【ファーストピアスからセカンドピアスへ付け替える時に抑えておきたい5つのこと】で詳しく書いているのでチェックしてみてください。
ファーストピアスをしたまま海やプールに入ってしまった時の対応
プールや海からあがったあとは必ず、流水でピアスホールを洗い流し水分をしっかり拭き取るようにしましょう。拭き取るときにはピアスホールを傷つけないように耳をタオルで優しく包み込むように拭いてください。
ファーストピアスの状態だと感染する可能性が高くなります。できるだけ入らないことをおすすめしますが誘惑に負けて入ってしまう気持ちもわかります。
入ったしまったときは必ずピアスホールのケアをして清潔にするようにしましょう。
海やプールの水でピアスが錆びる可能性
ピアスの素材によりますが、金属製のピアスでも銅をつかったピアスは錆びる可能性があります。
プールには塩素、海には塩分が含まれているので万が一海やプールに入ってしまった場合はすぐに洗い流しましょう。
ピアスにつかっている素材については【ピアスによる金属アレルギーで悩まないために症状や原因、対処法を徹底解説】の記事にて紹介しているので、ファーストピアスをするときはピアスの素材や体質などを考慮して選んでください。
海やプールの水で耳が膿んでしまう可能性
ピアスホールから海やプールにいる雑菌が入り、感染して膿んでしまう可能性があります。肌のトラブルを未然に防ぐためにも1日1回基本的なケアをしっかり行いましょう。
もし膿や炎症があまりにも酷くなるようでしたら、ホットソークを行いオロナインなどの抗生物質が入っている薬を塗って治しましょう。
それでもよくならない、炎症や膿が初期症状より酷くなってしまった場合は民間療法では治らない可能性がありので、上記の対処法はすぐ病院に行けない場合の一時的な方法とし無理に自分で治そうとせず早めにお医者様に診てもらうことがおすすめです。
毎日のケア・洗浄方法は【ピアスホールのケア方法を解説!意外と知らない正しいケア方法とは?】の記事で詳しくご紹介しておりますので参考にしてみてください。
海やプールで付けても安心なピアス
海やプールに行くときは、サージカルステンレス製のピアスをつけるとよいでしょう。
なぜなら樹脂などの素材のピアスに比べて強度があるからです。
もちろん樹脂製のピアスもさびにくく作られていますが、ステンレスやチタンなどに比べると劣化が早いのであけたてのピアスホールへの使用はおすすめしません。
ピアス紛失を防ぐ、外すときに注意したい3つのこと
レジャー施設を利用するときにピアスを失くしてしまうトラブルが少なからず起こります。ピアスのみならずアクセサリーはつけないことがおすすめですが、外すのを忘れてつけてきてしまった場合は、外したあとに注意する点が3つあります。
- 遊びに行く前に外す場所
- 収めておく場所
- 帰りにつける時
いざ遊びに行く前は気分も高まりますよね。
そのときに注意したい一つ目が外すときの場所です。
早く海に入りたいなどの気持ちが先走ってピアスを外すときに手元がくるって紛失してしまう原因に。
また、混雑するロッカーなどで外すときは人とぶつかって失くしてしまうこともありますので外す場所には注意が必要です。
外す場所は、車の中や人通りが少ないところで落ち着いて外すようにしましょう。
二つ目は収めておく場所にも注意が必要です。
更衣室のロッカーにそのまま置いていると、温泉や海から上がって着替える時に服を出すタイミングで失くしがちです。
そんなときは前もってピアスを入れるケースを準備しておくとよいでしょう。
三つ目は帰り支度をしているときです。目一杯遊んだ後には疲労がつきものです。
疲れているタイミングでピアスをつけようとして手元がくるって失くしてしまうこともあります。
ここでは帰るだけなので外してケースに入れた流れでそのまま持って帰るようにしましょう。
まとめ
ピアスをしたまま温泉やプールに入ってはいけないということはありませんが、おすすめはしません。もし入るとしたらピアスホールが完全に治ってから入るようにしましょう。
ファーストピアスをしているタイミングで施設を利用することは我慢です。安全にピアスライフを送るために意識することが大切です。
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