目次
「幻の宝石」デマントイドガーネットとは
この記事で紹介するのは、穏やかで洗練された高貴な緑色に輝く宝石「デマントイド・ガーネット」です。
デマンドイド・ガーネットは、数多くの種類が存在するガーネットの中でも大変稀少で美しいグリーンの輝きを持つガーネットです。
オランダ語で「ダイヤモンドのような」を意味する「デマントイド」と名付けられたこの宝石は、高い屈折率と、ダイヤモンドよりも高い分散度を持っています。
世界の王族に愛されたデマントイドガーネット
世界が認めた珠玉の宝石『デマントイド・ガーネット』
ガーネットは和名でざくろ石と呼ばれ、豊かな赤い宝石として19世紀にヨーロッパで大流行していました。
ある日ロシアの中央に位置するウラル山脈にある村で、一人の少年が美しい緑色ガラスのような石を発見し、その美しい宝石こそがグリーンに輝くガーネットでした。
そのガーネットはロシア宮廷、イギリス王室において重宝され、ロイヤルグリーンと称えられ、今ではデマントイドガーネットとして大変貴重な“エステート・ジュエリー(資産価値のある宝飾)”として評価されています。
「幻の宝石」と呼ばれている理由
デマントイドガーネットはなぜ“幻の宝石”と呼ばれるのか。それは、当時の採掘国であるロシアでロシア革命が起きたことで、デマントイドガーネットの採掘はごく最近まで途絶えていたからです。
当時は、アンティークジュエリーの中に時々見かけるだけの“幻の宝石”として、高値で取引されていました。
しかし、2002年にSissertsk地域Kladovkaの再開発がはじまり、再びデマントイドガーネットは採掘されるようになったのです。
その昔、王族や貴族達しか持つことを許されなかったという希少価値の高いデマントイドガーネットを手にしてみてはいかがでしょうか?
デマントイドガーネットを使ったコーディネート
お仕事着やお出かけの際、シンプルなコーディネートに何か物足りなさを感じることがありませんか?
美しい表情を見せてくれるデマントイド・ガーネットがあれば「あとちょっと物 足りない」を簡単に解決してくれます。
“アクセサリーだと少し物足りない、気分も上げたい!”そんな時にとてもピッタリな宝石です。
意外と見られている横顔も、いつだって 美しく。
そんなあなたの美意識にルビー が静かに寄り添ってくれます。
気持ちを引き締めたい朝など、上品で落ち着いた緑色のピアスを身に着けるだけでちょっと自信がわいてきます。
大人になるにつれて、カラーメイクのハードルも高くなり、品のあるベーシックなメイクが中心になっている方も多いと思います。
そんな時、今こそ、 個性的な緑色に輝く宝石を身につけて、顔周りに色や鮮やかさをプラスしてみませんか?
デマントイド・ガーネットは年代問わず人気の宝石で、重ね付けはもちろん、そのシンプルな 美しさがシーンを選びません。
気分が上がらない日など、様々な色に輝くジュエリーは、眺めるだけで気分を楽しくさせてくれる。
本物のジュエリーだけが持つ宝石や金の 存在感と普遍の美しさを是非お手元でお楽しみください。
デマントイドガーネットが持つ石言葉
デマントイド・ガーネットは、多くの宝石と同様に、パワーストーンとしての意味や石言葉も 持っています。
デマントイド・ガーネットの石言葉は「友愛」「真実」「勝利」「実り」など、心 の明るさを保ち、前向きな発想に切り替えるという役目を持っていると言われています。
愛情運を高めたい、エネルギー不足を感じている、安定的な結果を目指して…デマントイド・ガーネットがお守りとなり、光に満ちた本来の自分を目覚めさせ、アナタをサポートしてくれるかも知れません。