ピアスホールが炎症を起こして黒ずんでしまうことがあります。痛みや痒みが分かりずらい症状ですが放置をすると危険な場合があります。どうして黒ずんだりするのか原因や対処法を見ていきましょう。
目次
ピアスホールが黒くなる5つの原因と対処法
ここではさまざまな黒ずみの正体を解説します。
炎症性色素沈着
色素沈着とは「シミ」のことです。ピアスホールを開けたことにより炎症が起こり黒いシミとなります。炎症によるシミなので時間がたてば自然と治りますが放置はよくないので負担を与えすぎない程度に掃除しましょう。
内出血している
マグネットタイプのピアスやイヤリングを長時間同じ場所につけていると内出血を起こし、シミのように見えることがあります。そのシミが黒く見えることがありますが、内出血の場合外側から掃除もできないので放置して様子をみましょう。
血が固まって黒く見える
カサブタの状態になると人によりますが黒く見えることもあります。この場合カサブタは傷を完治させるために必要なので剥がそうとせず放置しましょう。無理に剥がすとピアスホールを傷つけかねないので注意してください。
ピアスの素材の問題
ピアスの素材によっては錆びてしまうものがあります。その錆がピアスホールを黒く見せている可能性も考えられます。金・プラチナ・純銀・チタン・樹脂だと錆びの心配は少ないのでおすすめです。
ただし、シルバーの中でも純銀ではないシルバーなら「銅」が含まれているシルバーもあります。銅が錆びや黒ずむ原因となることもありますので注意しましょう。
垢が詰まって黒く見える
経年によりピアスホールに汚れがたまって黒くなることがあります。ピアスホール用のフロスを使えば内側の汚れが取れ黒くなった汚れが無くなります。ピアスホールのケアはトラブルを回避できるのでこまめに掃除しましょう。
黒ずみの落とし方
ここでは黒ずみの落とし方、治し方を紹介します。
軟膏を塗る
炎症性色素沈着にはシミけしの軟膏を塗って黒ずみをなくしましょう。すぐに黒ずみが治るわけではありませんが、軟膏を塗ることはケアにも繋がるので焦らず対処していきましょう。市販のケシミンやオロナインがおすすめです。
病院に行く
内出血が起こるとひどいときは腫れあがることがあります。痛みがでたり腫れが収まらないようであれば早急に病院で診察を受けましょう。
時間経過
黒ずみの原因によりますが、放置で治るものもあります。ただし不用意に触ってしまうと治りが遅くなったり黒ずみがひどくなることがありますので注意しましょう。
ピアスを外して消毒
ピアスホールが完成している人限定ですが、経年で溜まった埃や汚れは消毒液を綿棒に浸して優しく擦るようにして落としましょう。
まとめ
ピアスホールの黒ずみの原因や対処法を解説しました。ピアスホールの黒ずみは体からの警告です。痛くないから、痒くないからといって放置するとトラブルの原因になったりすることもあるので異変を感じたらすぐに専門の医師に相談するようにしましょう。
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